家づくりが終わったあと、何年か経ってからふと連絡をいただくことがあります。
点検のとき。
何かの相談のとき。
近くを通ったからと立ち寄ってくださったとき。

その中で、ときどき聞く言葉があります。
「…あの時、ちゃんと話を聞いてもらえてよかったです。」
今日は、その言葉を聞くたびに思うことを、少しだけ書いてみたいと思います。

私たちが家づくりでいちばん時間をかけているのは、実は、図面でも、仕様でもありません。
最初の打ち合わせでの「話を聞く時間」です。

・どうして家を考え始めたのか
・今の暮らしで、好きなところ
・少ししんどいと感じているところ
・これからの家で、大事にしたいこと

そういった話を、できるだけ急がず、できるだけ途中で遮らず、一つひとつ伺うようにしています。