
2月は、一年の中でも最も暖房を使う時期。
「暖かくしたいけれど、電気代が心配…」という声を多く聞きます。
でも、実は家の性能と素材選びによって、暖房に頼りすぎなくても快適に過ごすことができるのです。
自然素材と高断熱の家には、体にもお財布にもやさしい“あたたかさの秘密”があります。

どれだけ暖房を使っても、断熱性が低い家では熱が逃げてしまいます。
一方、高断熱・高気密の家は、室内の暖かい空気を逃さず、外の冷気も入れません。

たとえば、当社では全棟で気密測定(C値測定)を実施し、隙間の少ない精度の高い家づくりを行っています。
結果として、暖房を切ってもしばらく暖かさが続く─まるで家全体が“魔法瓶”のように熱を保ってくれるのです。
これにより、エアコンの使用時間を減らしながらも快適な温度を保ち、省エネで健康的な冬の暮らしが実現します。

断熱性能に加えて、自然素材の家は「体感温度のやわらかさ」が違います。
たとえば、無垢の木の床は熱をゆっくり蓄える性質を持ち、足元の冷えを和らげます。
漆喰の壁は湿度を一定に保ち、乾燥しすぎない快適な空気環境をつくり出します。
同じ温度でも、湿度と素材の質感によって体が感じる“暖かさ”は変わります。
自然素材に包まれた空間は、数字以上に温もりを感じやすく、心までほっとする居心地に。

暖房に頼りすぎない暮らしは、光熱費を抑えるだけでなく、CO₂排出量の削減にもつながります。
自然素材を使うことで、化学物質を減らし、環境への負担も少なく。
長く住むほどに味わいが増し、メンテナンスの回数も減るため、持続可能な住まい方にも貢献します。
毎日をあたたかく、そして心地よく。それが、私たちが考える“エコで健康な住まい”です。

冬の快適さは、暖房器具の強さではなく、家そのものの性能と素材の力で決まります。
断熱性と自然素材の調和によって、家の中はまるで陽だまりのようにぽかぽか。
「暖房に頼らない、心地よい冬の暮らし」──そんな家を、これからの家づくりのスタンダードにしていきたいと思います。