2023年1月アーカイブ
ヒートショック対策の間取りって?その②
ヒートショック対策の間取りについてご説明するために、ヒートショックはどういった仕組みで起こるのかを前回説明させていただきました。
ヒートショック対策の間取りって?その①←コチラをクリック♪
今回はヒートショックが起こる仕組みを踏まえて、お住まいの間取りでどういった部分に気を付けたら良いのかをお話していこうと思います。
皆様にとって何かしらの参考になれば幸いです(*^-^*)
ヒートショック対策は家の温度差を少なくすること
ヒートショック対策の要となるのが、家の温度差を極力少なくすることです。注文住宅などで家を建てるときは、どんなポイントに気をつければよいのでしょうか。ここからは、ヒートショックを起こさない間取りのポイントをお話していこうと思います。皆様のお住まいづくりの参考になれば幸いです。
①基本は家全体の断熱性を高めることです
ヒートショック対策の基本は、家の中で温度差を作らないこと。そのためには、高気密・高断熱の家を建てるのが理想的です。
気密性と断熱性が高ければ室内の空気が逃げにくく、しかも外の寒さや暑さの影響も受けにくくなります。エアコンをつけても、効率よく暖めたり、冷やしたりもできる為、省エネにも繋がります。もちろん、光熱費を抑えることができるというメリットもあります。
②間取りは廊下を設けず家全体が一体の空間になるようにしましょう
ヒートショックを抑えるためには、間取りにも工夫が必要となって参ります。
吹き抜けなどの上下に広がりがある構造を採用すると、1階のリビングで暖房をつければ2階の廊下やホールも温まり、家全体の温度差が少なくなります。また、廊下を作らずに、リビング・ダイニング・キッチンのほか、洗面所や浴室、トイレが一体空間になるように設計する事によって温度差を減らすという方法もあります。
そうする事で、キッチンで使った熱が家の空気を暖める役割を担ってくれる事にも繋がります。
2023年1月7日
ヒートショック対策の間取りって?その①
ヒートショックは冬場の浴室やトイレで起こることが多いと耳にします。「ヒートショックによる死亡は高齢者に起こるもの」と勘違いしている方もいらっしゃるかもしれません。実は急激な温度差によって、どんな方でも起こりうる非常に恐い現象の一つなのです。
そしてその原因には、部屋と部屋の温度差であったり、断熱性能などの住宅機能が深く関係しています。今回はヒートショックの特徴や防ぎ方、お家でできるおすすめ対策についてご紹介しようと思います。
1 ヒートショックとは?
ヒートショックとは、気温の変化によって血圧が上下に大きく変動し、血管や心臓の疾患が起こる事をいいます。疾患には、失神・心筋梗塞・大動脈解離・脳梗塞などがあります。
ヒートショックが起こる原因は、暖房が効いた暖かいリビングから、暖房の効いていない脱衣所に移動し、その後熱いお湯の入った浴槽に入るときなどに起こりやすくなります。暖かいところから寒いところへ移動すると、寒さに対応するために血圧が上昇してしまうのです。さらに、浴槽に入ると体が急に暖まるので血圧が下がります。この急激な血圧の上がり下がりが血管や心臓に負担をかけてしまう事になります。
2023年1月5日
年初めだからこそ家族で家づくりについて話し合ってみませんか。
昨年も色々探しては見たものの、結局家づくりを始められなかった。。。そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか。
家族で過ごすお正月は、家づくりについて話し合う絶好の機会です。ぜひ家族みんなでポイントを押さえながら、しっかりと要点を整理し、今年は順序良く家づくりを前進させてみませんか♪
家づくりは、誰か1人だけが満足するのではなく、家族全員が幸せに暮らせることが大切です。しかし、実際に家づくりを始めてみると、家族それぞれの意向や意見が出てきて、家族全員の意見をすり合わせる事がなかなか難しい事もあるかと思います。
スムーズに家づくりを進めるためにも、お正月に家族みんなでマイホームについて話し合ってみましょう。
2023年1月3日