矢野の家づくり日記
夏・冬の寒暖を忘れるように暮らす事ができ、心と体に優しい自然素材の家、S様邸の「断熱及び構造そして気密試験の一般公開」を行いました!
9月19日(月)に宮崎市大王町で工事を進めておりますS様邸にて「断熱及び構造そして気密試験の一般公開」を行いました。
今回は、台風の予報が出ている中、7組もの方のご応募を頂き、みなさん車の乗り降りでびしょ濡れになりながらもご来場頂きました。ありがとうございました!(涙)
豪雨の予報も出ており、小さな子供さん同伴でもある事から案じておりましたが、多くの方にお出で頂きました。
地味だけども本当は一番に大事な「断熱」や「構造」に関心を持って頂き、本当に嬉しかったです!改めて、本日ご来場のみなさんにお礼を申し上げます。(嬉)
隣りの熊本県の地震で大きな被害が発生している事もあり、今回は断熱だけでなく耐震性についても時間を長め取り話をさせて頂きました。
今夏の熊本地震では、国交省や民間の団体など現地調査に入りいろいろデーターを発表しております。
1981年の新耐震基準で建てた木造住宅もですが、ハウスメーカーさんでも倒壊した事例も出ております。
大事なのは無理な構造にはしない、必要な壁を必要な場所に配置する、無理な大開口は造らない、家自体を出来るだけ軽い材料で造るなどが、倒壊しない家を造るための最低限の条件ではと考えております。
しかし、これらの話しは詳しくご説明しようとすれするほど長く、難しくなってきまして、技術屋で話しべたの私の説明では分かりずらかった?のではと少し反省しているところです。(笑)
上の写真は、恒例になっている「玄関ドア開け挑戦」の様子で、数人の方にチャレンジして頂きました!
奥様が玄関のドアを一生懸命開けようとしているところですが、室内が減圧してあり外部の気圧が高いため、子供さんを抱いた女性の片手ではなかなか開きませんでした。(笑)
夏・冬、快適に暮らす上で大事な事は、「こんな工法や、良い材料を使っていますよ」だけではなく「きちんと施工されていますよ」だと思っております。
そのためにも、すべての家において施主様立会いで試験をし、実際の構造の施工の様子も含めて確認して頂き、安心して暮らして頂けるように努めております。
※10月8日(土)、9日(日)に、宮崎市中西町にて、「完成内覧会」を予定しております。
2階に大空間のロフト付リビングと面白いプランになっております。お楽しみに!!
2016年9月19日