矢野の家づくり日記
老後でも健康で快適に暮らせ、車椅子での生活も考慮した自然素材で造る平屋の家O様邸の「断熱・構造」及び「気密試験」の一般公開を行いました!
先日、お知らせしておりました宮崎市のO様邸の「気密試験」の一般公開を行いました!
完成してからでは隠れてしまう部分ですので、施主様ご自身の目でしっかりと確認していただきながら、断熱材や気密性の事、そして構造の大事さについてご説明をさせていただきました。
気密試験は、施工精度を測る事により不良個所を見つける目的もありますので、内装ボードや外壁も貼ってない状態で気密値を計測いたします。
※社内基準はC値0.3以下(寒冷地基準は0.5以下)
「C値」とは気密性のことで、簡単に言うと「家の中にどれくらい隙間があるのか」を示した数値になります。
数値が下がるほど隙間がない家=高気密な家になるということになります。
結果は、今回も社内基準値を大きく下回るとてもいい数値でした。これも大工さんの頑張りと意識の高さです。
施主様にも大変喜んで頂き、私共も職人さん達もホッと一安心です。
試験終了後には、恒例の「玄関ドア開けチャレンジ」をして頂きました。
室内を減圧しているため外気圧に押され玄関ドアが普段より重たく、男性でも両手でないと開かないくらいの重圧がかかります。気密性能の良さを実際に体感して頂けたのではないでしょうか(^^)
これから室内の造作工事に入りますが、細かい打合せを重ね、大満足して頂ける家を目指しますので、完成まで今しばらくお待ちください!
2021年10月20日