後悔しない家づくりの心得
うづくりの床の質問あるある
先日、行われた完成内覧会では、「イズムの家」を初めて見るお客様方には木の香りや真夏の猛暑でも快適な室内空間を体感していただき、とても喜んでいただく事ができました。
色々なお話をしていく中で、床について色々な質問を頂きましたのでここでご紹介してみようと思います♪
Q. うづくりの床って一体何ですか?
「うづくり」とは、木の柔らかい部分を磨きながら削ってへこませ、年輪が凹凸になるように仕上げる加工法の事です(*^-^*)
杉などの柔らかい木材ならではの仕上げ方法で、木目が浮き上がった仕上がりのフローリング材は床に多く採用されています。
Q. 浮き上がっている部分がけば立ったり、ささくれたりしませんか?
わたしたちのつくる「イズムの家」で使用しているのは「音響熟成木材」という材料で、木材を乾燥させるときに木の細胞が破壊されない様、そして木本来が持つ木の油分が残された「生きている木材」を使用しています。
床自体が過度な乾燥を防いでくれるので、けば立ったり、ささくれが起こる様な事はほとんどありません。年数と共にツヤが出て来て、よりなめらかな木肌になっていくのが特徴です。(ちなみに上の画像は10年経ったモデルハウスの床で、経年劣化と共になめらかな風合いになっています)
もし、ささくれが出きそうな箇所があった場合には、サンドペーパーをかけて処理する事もできます。
Q. 木の凸凹をもつ「うづくり」を床で使うメリットって何ですか?
- やわらかくて足腰にやさしく、木目の凹凸が足ウラをほどよく刺激します。
- 足ウラを刺激することで、身体のバランス改善を促したり、肩こりや腰痛、偏頭痛などを予防したりするとされています。
- 素足での暮らしが楽しめ、自然治癒力が高まるとされています。
- 木目の凹凸が可視光線を吸収して光の反射を抑え、眼精疲労を減らして目にやさしい空間をつくります。
- 滑りにくく、床や階段などが高齢者やこどもたちにも安全になります。
- べたべたせず、夏ひんやり、冬あたたかい感触があります。
- 木目方向のキズが目立ちにくくなります。
多くの住宅会社さんでは、一般的にフローリング材としてベニヤ材を使った「複合フローリング」を採用しているところが多いという事もあり、無垢材の床は加工的にも、お手入れが難しいと思われてしまいがちなのですが、お掃除やお手入れの仕方も簡単ですのでぜひ、実際にご体感していただけたらと思います♪
健康と癒しの住空間を創るための三法則のひとつ、「音響熟成木材」
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2023年7月29日