矢野の家づくり日記
「頭の良い子が育つ家」って、どんな家!
東京の取引先の方から、関東に「賢くなる家」やマンションが出てるという話を聞きました。
家を造って、子供の頭が良くなるなら、これは凄いですよね!
なおさら、小さいお子様がいらっしゃるお宅は、家造りの条件に取り入れたいのではないでしょうか。
これは、イズムの家造りの参考になるかもしれないと思い、早速ネットで調べてみました。
調べたところ、正確には「賢くなる家」ではなく「頭のよい子が育つ家」が本当みたいでした。
関東の建設会社さんだったのですが、慶応大SFC研究所が中心となり実施した調査結果を
設計に全面的に取り入れたものらしいです。
調査は、首都圏の有名私立中合格者の家約200軒を訪問して調べたもので、
調査・研究に6年もかかったそうです。
調査結果は以外にも、
難関校に合格した子ほどテレビが置かれた居間や食堂の
雑然とした雰囲気の中で勉強する傾向があったと言います。
それゆえに、「頭のよい子が育つ家」とは、
子供部屋には扉がない、間仕切りはガラスや障子を使い、
隣り合う部屋のざわめきが聞こえるようにしてあり、
個室は極力減らしてあるそうです。
そして、文字や絵が自由に書ける伝言板代わりの大きなガラス製の板まで置いてあります。
オープンな空間の方が、感性豊かな子供が育てられるし、
創造性を問う今の中学受験の流れに沿う部分もあると言う事でしょうね。
子供たちが、五感を使ってのびのびと学習できて、家族間の交流がスムーズに
はかれる空間構成が主流となれるような、設計を心がけるのが大事だと思いました。
ただ、居住空間を充実させれば、直ちに賢い子が育つと言うわけでもないと思います。
一番大切なのは、良好な親子関係だと言う事も忘れてはならないでしょう。
<補 足>
うちの子供たちは、テレビのあるダイニングで勉強することが多いですし、良好な親子関係?だとも思っているのですが…?
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2007年1月20日