矢野の家づくり日記
外断熱の木と塗り壁の自然素材住宅、H様邸の基礎工事が完成いたしました!
外断熱工法で自然素材だけを使った人に優しい住い
H様邸の基礎工事が、上棟式を間近にひかえ順調に
進んできています。
基礎はベタ基礎工法で、1階部分を全てコンクリート
で固め、家の重さを基礎全面で支えて重さを分散
させようとする工法になります。
右の写真で大きいモノサシみたいな物を当てている
左側の白いパネルが、防蟻処理を施してある基礎専用の
断熱材になります。
基礎の段階で、断熱材を外部に張り巡らすのが、
外断熱工法の特徴のひとつでもあります。
白蟻は、断熱材を食べはしないのですが、
カジって蟻道(ギドウ)と言われている道を
作り内部に侵入して来ようとするのです。
私共の地熱を利用する工法では、
床下の温度の安定した空気を壁や家の中すべてを循環させるため、
一般の防蟻用薬剤は一切使用しておりません。
防蟻処理には全く無害で人にやさしい、そして効果も半永久的なものを
厳選し自信をもって使用しております!
(詳細は、お問合わせください)
ベタ基礎で大事な部分は、上の写真に写っている土間の部分で、ベースと呼ばれている部分になります。
そこで、鉄筋の太さ、間隔、数量など隠れて見えなくなるところにつきましては、
写真で記録を残すようにしており、またベースコンクリートの厚みに関しましても、
1cm違っても強度に影響してくる重要なところですので、数箇所で計測検査を行い
写真で記録を残すようにしております。
隠れて見えなくなるような処や工事の流れついては、
写真など記録に残しておいて、いつでも情報開示
できるようにしておく事は、施主様の大事な財産で
ある家を託されている私共の義務だと考えます。
イズムの標準仕様は、長期優良住宅の基準値である
耐震性等級2、省エネルギー性等級4と同等かそれを
上回っている性能を、以前より提唱いたしておりました。
2009年6月8日