矢野の家づくり日記
宮崎市で、木をふんだんに使った「自然素材住宅」で「外断熱工法」のH様邸の計画を始めました!
H様邸は、ご夫婦と来年小学校のお嬢様と元気な男の子
の一姫二太郎の4人家族でございます。
場所も、花山手の高台で小学校も近くにあり、環境や
景観も非常に素晴らしいところで、大変気に入られて
購入を決められました。
建物は、テレビでラサール石井が宣伝しておりました
「外貼り断熱工法」になっております。
そのため、年間を通して安定している地熱を利用することで、寒い冬や暑い夏でも天候に関わらず、
家の中すべてを過ごしやすい環境にできる、本当のエコ住宅になっています。
室内は、見た目にも優しく、快適な居住空間にできると言うことと、
床や壁に顔が接っすることの多い小さな子供の健康を一番に考え、
自然素材だけしか使わないようにしております。
床は、音響熟成木材の「うづくりの床」で、杉材で厚みが38mmあります。
肌ざわり?足ざわりが良いのでスリッパはみなさん使っておられません。
子供がゴロンと気持ち良さそうに直接寝ることが多いのですが、
可愛いホッペには木目がしっかり残っていますね。
壁そして天井は、「幻の漆喰」の塗り壁で、杉板も一部貼るようにしています。
「幻の漆喰」は空気の浄化作用があるため、家の中が何年経っても生活臭を感じさせません。
前日に食べた焼肉も気付かれずにすむかもしれません。
自然素材に囲まれた住いは、空気中の化学物質の吸収・分解そして調湿効果もあるため、
室内の空気が全く変わってきます。
これは一度、体感して頂きますと、どなたでもハッキリ違いを感じられると思います。
いろいろと、H様よりご希望なりをお伺いしてまいりましたが、一番に大事に考えておられるのが、
・明るく家族が一体感を得られるように
・四季折々の移ろいを感じられるように
と、言う事でございました。
私も、住い造りを考える上で大事な事だと思っております。
今から、プランの内容も詰めていき、土地の登記が済みしだい着工の段取りを進め
9月の竣工を目指して頑張りたいと思います。
今からが永いお付き合いとなると思いますが、これからもよろしくお願いいたします。
2009年3月21日