矢野の家づくり日記
「桜」満開の西都市で、壁の「幻の漆喰」塗りが、始まりました!
桜が満開の、西都市の運動公園への通り沿いに
あるS様邸にて、室内の壁の「幻の漆喰」塗りが
始まりました。
私どもの使っております「幻の漆喰」は塗るの
が以外と難しく、冬と夏でも違いますし、お天気
によってもコテ目(模様)が違ってきます。
また、幻の漆喰は「無菌水」を使っており、
現場で水道水などを混入しないようにして
いるため、固さの調整も難しく、 「練り方」 や「寝かせ」のタイミングで左官さんも苦労
しているようです。(汗)
でも、そのあたりが職人さんの「腕」の見せ所
かもしれませんけどね。(笑)
そのため、中塗りまでは何人かの職人さんで
塗っていきますが、最後の仕上げだけは親方
一人だけで仕上げてもらっております。
右の写真のように、光の当たりが弱い処では
ライトを下から照らし、コテ目の陰影を見なが
らムラができないよう慎重に仕上げていきます。
ただ、塗り壁がキレイに仕上がるか、割れが
こないかなどは、大工さんの下地造りにでも
大きく影響されます。
木下地の間隔、下地のボードを固定するビス
の間隔など、見えなくなる部分ですが、ここが
とても大事なんです。
塗り壁は真面目にすると、奥が深いんですよ!(笑)
2014年3月29日