矢野の家づくり日記
夏・冬を問わず「家全体」がエコで快適そして健康に暮らせる家、K様邸の「断熱・構造及び気密試験の一般公開」を、行いました!
10月11日、土曜日に、宮崎市清武町で工事を進めておりますK様邸にて、
「断熱・構造及び気密試験の一般公開」を行いました。
試験には、OBの施主様にはすっかりお馴染みの「気密・断熱の達人」と言われる
大分県の佐々木総合建設の佐々木社長に実施して頂きました。(笑)
気密試験とは、分かりやすく言いますとスキマ風が入らないかどうかを測定
するもので、上の写真の機械を使って行います。
どんなに高価で性能の良い断熱材を使っていても、外部の空気がスースーと
家の中に入ってきたら、暖かくもないし、涼しくもないですよね。(笑)
夏・冬、快適に暮らす上で大事な事は、「こんな工法や、良い材料を使っていますよ」
だけではなく「きちんと施工されていますよ」だと思っております。
そのためにも、すべての家において施主様立会いで試験をし、実際の構造の施工の
様子も含めて確認して頂き、安心して暮らして頂けるように努めております。
下の写真は、気密試験の最後に行います恒例の「玄関ドア開けチャレンジ」を
奥様にトライしてもらっているところです!
上記の機械により家の中の空気を排出して減圧しているため、外部の1気圧のチカラ
で玄関ドアを外から押さえているような状態になっており、女性や子供さんの力では
ドアを開けるのはなかなか難しくなっております。(笑)
今回の試験には、施主様のK様ご家族、佐土原よりお出でのK様ご家族にご参加頂きました。
また、試験には間に合わず、後から「断熱や構造見学」にお出で頂きましたI様御夫妻も、
約2時間もの長い間、見学の後、話も一生懸命に聞いておられました。
一般の方からしますと退屈であろう「断熱や構造」に興味を持って頂く事は、私たち家造りに
携わる者にとって大変嬉しいことです。
お出で頂きました皆様、お疲れ様でした、そしてありがとうございます!(笑)
2014年10月12日