矢野の家づくり日記
外断熱・高気密住宅である宮崎市花山手のH様邸の、屋根の断熱工事が始まりました!
外断熱・高気密住宅で、地中熱利用の床下換気
システムを取りいれた、宮崎市花山手のH様邸の、
屋根の断熱及び気密工事が始まりました。
左の写真で、白く見えているのが屋根用の断熱材で、
取付け方や気密の精度は大変重要で、ミリ単位で
隙間が出来ないように丁寧に取り付けていきます。
断熱材もいろいろな種類や厚みそして等級があり、同じように見えるものでも断熱性能は
全く違いますし、当然金額も違ってきます。
右の写真は、断熱材の継ぎ目を専用の「気密テープ」と
言うもので、丁寧に貼っていっているところです。
この気密テープ貼りは、屋根と壁を合わせると何百メートル
にもなる、根気のいる大変な作業ですが、隙間を失くして
快適な環境を確保するためには、大切な作業ですので
職人さん達が時間をかけてコツコツと行っています。
左の写真で、銀色に光って見えるのが、「遮熱シート」と
言うもので、断熱材の上に貼っていきます。
熱の伝導を遮るのに、特に屋根面では遮熱と言う方法は
非常な重要な役割をしています。
この上から、さらに屋根の下地を取り付け、通気層を
確保した上で、再度屋根を貼る事になります。
これらの大変な手のかかる作業を積み重ねていく事により、
「冬に暖かく夏に涼しい」住まいに変わっていくのです。
1年を通して、太陽など天候に左右されない
快適な住環境を実現するために、
地中熱利用のための床下換気や、
新鮮な空気を家中に循環させるための
集中型の24時間計画換気を取り入れています。
2009年6月23日