矢野の家づくり日記
木の優しさと漆喰の清々しい空間に包まれた家、T様邸の地鎮祭が執り行われました!
本日、宮崎市高洲町のT様邸の地鎮祭が、宮崎八幡宮の
祭主様のもとでつつがなく執り行われました。
あいにくの雨でございましたが、地鎮祭では昔から
「雨降って、地固まる」とも言い、良い事のようにも言
われていますし徐々にお天気も回復してまいりました。
T様邸は、外断熱の地熱を利用した高性能住宅で、
夏の猛暑の時でも1台のエアコンで家中が涼しく、
冬の寒さも1台の深夜電力利用の蓄熱暖房機で、四季を通して快適に暮らす事ができます。
室内は自然素材である「音響熟成木材のうづくりの床」、壁はすべて「幻の漆喰」の塗り壁で、
それに和紙などを使った体にも目にも優しい家になっています。
もし、みなさんが自然素材にこだわった家に入られた事がなければ、
是非!一度体感してみて下さい!
必ずや、流行とかではなく、何でお勧めするのかが分って頂けると思います。
場所は、大きい通り沿いにあり、目の前に大きなスーパーやコンビニなども近くにあり
大変に生活しやすい良い所で、土地の広さも100坪以上とゆっくりで日当たりにも
恵まれた大変良い環境にございます。
地鎮祭とは、八百万の神、とくに地の神様に、この場所に新しく家を建てることの報告をし、
この地に宿る不浄なものを祓い清め、家に住む家族の繁栄と健康、
そして工事の安全と立派な家となりますようにとの祈願をするための
儀式と言われております。
祭事が終わり、神主さんにも入って頂いてみんなで記念撮影
をいたしました。おそらく、殆んどの方は一生に一度の大きな
イベントの一つだと思いますので、良い思い出になるのでは
ないでしょうか。
地鎮祭の時には、祭事の後で現地での確認をいくつかさせて
頂くようにしております。
ひとつは、新築する家の位置で、実際に地面にテープを貼り
隣地などの境界からの距離などを見て頂き、ご了解を頂く
ようにしております。やはり図面上で見るのとは思われておられる
距離感が違う事もあるからでございます。
もう一つは、家を建てる際の基準となる地盤の高さでございます。
前の道路の高さ比べてどうなのか、降った雨はどのように流れているか。
隣地などの高さと比べてどうなのかなど考えて、対応を考えておかなければ
これらの事は、最初にすれば簡単な事でも、後からでは取り返しがつかないという事になります。
これらの事は、プロである設計者の方に相談されて、将来を見据えた対応を
考えることが大事だと思います。
2010年10月2日