矢野の家づくり日記
「平屋」で造る、体に優しい「木」と「白い塗り壁」の家、A様邸の上棟式が行われました!
これからの何十年の人生を考え、平屋で、見た目にも体にも
優しい「自然素材」を使った「地熱活用住宅」での家造りを
決意されたA様邸の上棟式が行われました!
本来は、18日の「海の日」を予定していたのですが、6号台風
の接近と重なるため、急遽16日に変更したのですが、お天気
には恵まれ、天神さんのお祭りや地元のお祭りとも一緒に
なり、本当におめでたい上棟式となりました。
1日早めましたので、大工さんたちは少しバタバタとして
大変だったようですが、青空の下で吹流しがなびく様子に
大工さん達も「変更して良かったね」と満足気でした。
通られるご近所の方に「大きな家ですね」とよく声をかけららる
のですが、平屋ですので2階建てとしますと基礎も屋根面も
倍ちかくになりますので、大きく見えるのだと思います。
お祭りと重なったおかげか、たくさんの方に集まって頂いた
ものですから、「せんぐ」を撒く場所を3ヶ所に分けて
施主様ご家族や大工さんで手分けして撒くことになりました。
上棟式の神事の準備などが遅れ、早くから来て頂き
暑い中永くにわたりお待ち頂いていたご近所の皆様には、
お詫びすると共に心よりお礼申し上げます。
右の写真の、山のように詰まれた白く見えている物は、
外断熱で使う断熱材なのですが、屋根だけでこれだけの
枚数を必要とします。
これらを隙間のないように敷き詰め、さらに継ぎ目を専用の
気密テープでこつこつと丹念に貼っていき、空気の漏れない
ようにしていきます。
そして、同じような作業を壁もしてまいります。
そうした地道な作業を重ねて初めて、
猛暑の夏でも窓を閉め切ってさえいれば快適に過ごせますし、
厳寒の冬でも常に家全体がほのかな暖かさにつつまれて
生活することができるようになるのです。
2011年7月17日