矢野の家づくり日記
都城の「健康住宅」K様邸の、上棟式がありました!
前日から土台の敷き込みをし、柱を建て
翌日からクレーンを使って梁や桁などの
重い材料を組み上げる、「建て方」を行いました。
基礎のコンクリートの上にのっている木材が
土台と言い、弊社ではヒノキを使用しています。
写真でみますと、天気に恵まれてと言いたい
ところなのですが、朝のうちは宮崎市内は
雨が少し降っていまして、K様と「そう言えば、
打合せの時も雨ばかりでしたよね。どちらかが
雨男なんでしょうか」と笑い話をしていたところ、
こんなにも見事に晴れてくれました。
上棟式の、大事な行事のひとつであります、
屋根の上での神事をおごそかに執り行って
いるところです。
やり方は、地域によっていろいろあると思いますが、
私が、諸先輩や棟梁達から学んで、30数年続けて
きている形でさせて頂きました。
神事も無事終わり、上棟式で一番盛り上がる
「せんぐ撒き」の様子です。
こんなにもたくさんの人達が来てくれました。
小さな子供達もいっぱいきてくれて、大喜びで
たくさん拾ってくれていました。
K様の奥様も、集まってくれたたくさんの人達を
見て、せんぐが足らないといけないと、お菓子を
買出しに行かれたご様子でした。
何十年もやってきましたが、
撒く方も拾われる方も、この時ばかりは最高の笑顔になっているものですね。
最後のしめくくりとして、「なおらい」があります。
これは、施主様が工事関係者とか、ご親戚や親しい
友人などを呼び、建て方の慰労と、それぞれの親睦を
はかり工事が円満に進む意味も含めて開くものです。
たくさんのご馳走を用意して頂き、ありがとうございました。
かなり頑張って食べたつもりだったのですが、だいぶ残してしまい申し訳ありませんでした。
K様ご家族の、あたたかみのある雰囲気が良く出た
素晴らしい上棟式でした。
最後のお引渡しまで、満足していただけるような家になりますように、頑張ります!
よろしくお願いします。
2008年7月29日