矢野の家づくり日記
▶H様邸の上棟・直会を行いました!【木の香りと穏やかな日々を楽しむための平屋】
先月より、都城市天神町で工事を進めておりましたH様邸が無事上棟し、7月11日の吉日に施主様が直会を開催して下さいました。
H様邸は敷地面積約67坪、延床面積約31坪程の平屋で、省エネ性能は外貼り断熱工法の「高気密・高断熱住宅」で宮崎ではトップクラスの「HEAT20 G2」同等の超高性能住宅となっており、こだわりの自然素材を使用しておりますので、1年中快適にお過ごしいただけ、心も体も健康になる住まいとなっております。
当日は雨天で激しく雨が降り注いでおりましたが、雨が降る日の上棟は昔から「降り込み」と言って縁起の良い事と捉えます。
雨が降る事で土地の悪いものが流れ出て浄化されると言われており、雨が降る事で濡れた地面が乾いた時にしっかりとくっつき(地が固まり)、良い土地になって安全にいいお家が建てられる、とても縁起の良い事とされるのです。
本日は施主様に立派な『直会(なおらい)』の席を設けて頂きました。
ここ最近は、せんぐ撒きや上棟式、直会等々省略されがちな風潮になりますが、施主様と作り手がお顔とお顔を合わせて一緒にご飯を食べながら話すという時間はとても大切な事だと思っております。
施主様のお住まいに対するお考えや日常を垣間見る事によって、現場の職人さんにも更に一致団結できる事と思います。
建物をつくるというのは、車や服を購入するのとは違い、形がないものに契約をし、後からものが完成する特殊なものになりますので
施主様と私ども「作り手」とが一緒に協力して理想を「カタチ」にしていかなければなりません。
ですので、お互いの信頼関係が不可欠となって参りますので、こういった時間はとても大切な機会となります。
施主様からの優しいお気遣いのおかげでとても和やかで温かな時間となりました。本当にありがとうございました。
これから約4~5か月程でしょうか。
施主様と接した事で職人さん方も私共も更に一致団結し、力をあわせて満足度の高い良いお家をしっかり責任もって造って参ります!
今後共引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。
2024年7月12日