矢野の家づくり日記
新しく誕生した家族と、健康で快適に暮らしを楽しめる家、K様邸の「断熱及び構造そして気密試験の一般公開」を行いました!
3月26日(土)に宮崎市佐土原町で工事を進めておりますK様邸にて「断熱及び構造そして気密試験の一般公開」を行いました。
気密試験とは、分かりやすく言いますとスキマ風が入らないかどうかを測定するもので、下の写真の機械を使って室内の空気を排出し減圧していき、外の気圧と室内の気圧差を測定し算出していきます。
どんなに高価で性能の良い断熱材を使っていても、外部の空気がスースーと家の中に入ってきたら、暖かくもないし、涼しくもないですよね。(笑)
試験には、今回も「パッシブソーラーハウスの達人」である大分県の住環境プランニングの佐々木社長に実施して頂きました。
佐々木社長は、最近はメガソーラーの相談や設置にも西日本を中心に飛び回っておられるのですが、そのお忙しい中、イズムさんのためにと来て頂きました。
このようなパッシブソーラーの家造りが好きで関わっていたいと言うエンジニア気質だけで、殆ど利益度外視で来て頂いているのですが、本当に好きなんですよねぇ。(笑)
今回も、前回に引き続き多くの見学希望の方にお出で頂きました。毎回行なってはおりますが、大事なポイントをきちんと分かりやすく皆さんにお伝え出来ただろうか?と常に反省ばかりしております。(汗)
地味なイベントではありますが、完成してからでは見えなくなる部分であり、家の重要なところでもある構造や断熱・気密に興味を持って頂ける方が増えてきた事は大変嬉しく思っております。
上の写真はK様のご長男さんですが、家造りのご相談に見えられた頃はお母さんに抱かれていたり、事務所のうづくりの床に毛布を引いて寝ていたりしていた赤ん坊だったのですが、こんなに元気に歩き回るようになりました!
多くのお客様の子供さんたちの成長を見続けるのも、私たち家守りをしている者の楽しみの一つでもあります。(笑)
夏・冬、快適に暮らす上で大事な事は、「こんな工法や、良い材料を使っていますよ」だけではなく「きちんと施工されていますよ」だと思っております。
そのためにも、すべての家において施主様立会いで試験をし、実際の構造の施工の様子も含めて確認して頂き、安心して暮らして頂けるように努めております。
2016年3月27日