矢野の家づくり日記
都城の「健康住宅」K様邸の、基礎のコンクリートを打ちました。
昨日、基礎の鉄筋の組立が終わりましたので、
今朝より、弊社の社内検査を実施致しました。
コンクリートを打ってしまいますと見えなくなりますし、
一番大事なところでもありますので、事前の検査は
必ず行い、不備があれば完全に手直ししてから、
次の工程に進むようにしています。
(奥にあるクレーンで、バケットを吊り、それにコンクリート
を入れて運んでいるところです)
基礎の鉄筋の組んである様子ですが、太い鉄筋が
たくさん入っているのが分かると思いますが、
最初の設計はこうではありませんでした。
弊社では、どういう敷地状況であっても、地盤調査は
行ってもらっております。
と言いますのは、家が建っていたところであっても
大丈夫とは言えないからです。
K様邸でも、地盤調査をして頂きました。
その調査データーを見たところ、微妙な感じだった事もあり
K様にデーターの内容をご説明し、JIO(日本住宅検査機構)さんに解析をお願いする事にいたしました。
結果は、「地盤改良するまではないでしょう」と言うこと
だったのですが、施主のK様より「できるだけの措置は
とっておきたい、不安をのこすよりは」とおっしゃられ、
基礎の補強をすることになったのです。
右の写真を見て分かるようにコンクリートの厚みが200mm以上
あります。(普通は150mm)
ご主人は、その分の費用を他に使いたいところがあったの
ですが、「基礎だけは後からできない」と決断されたのでした。
「家族の健康と安全を…」を命題にしている弊社にとりましては、
英断であったと思っております。
弊社が、とこべつK様にお勧めした訳ではなく、奥様とご相談され判断されたことでした。
雨の影響で少し遅れてはいますが、7月26日(土曜日)の「上棟式」をめざし工事は着々と進んでいます。
上棟式では、たくさんのお餅やお菓子、もしかしてお金も撒かれるかもしれませんので、お近くの方はお立ち寄り下さい。
場所は、 「都城市横市町5782番地31」です。
すこし分かりづらいかもしれませんが、カラフルな「吹流し」が上がっておりますので、それを目印においで下さい。
お待ちしております!
2008年7月19日