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矢野の家づくり日記

外断熱・高気密住宅である小林市のS様邸の、気密試験を実施しました!

kimitu(4).jpg小林市のK様邸におきまして、断熱及び気密工事が完了し、
サッシ・ガラスも全て取り付けられましたので、待望の
気密試験を実施いたしました。

検査は、同じ「ecoハウス研究会」のメンバーである大分県の
佐々木総合建設の佐々木社長にお願い致しました。

佐々木社長は、すごい勉強家でありまして、検査員の
資格を取得した上に、高額な検査器具まで購入し、
自社の建てた住宅全ての気密試験を行い、不備がないかを
確認された上で、工事を進めておられるそうです。

 

 

 

kimitu(3).jpgただ気密試験と言いましてもご、聞かれた事がない方が
殆どではないでしょうか。

簡単に言いますと、スキマ風が入ってきてないかの検査と
言う事になります。

いくら性能の良い断熱材を使用し、どんな素晴らしい工法で
施工していても、スキマ風がスースーと入ってきては何にも
ならないのではないでしょうか。

以前に、断熱工事の見学に来られましたT様が、
たまたま現場の様子を見においでになりましたので、
お呼びして検査の器械などをお見せいたしました。

するとT様が「検査はどこの会社でもしているのですか?」と聞かれましたのですが、
ほとんどの会社さんは検査されてないと思います。

なぜかと言いますと、高気密住宅でなければ良い数値がでるはずもなく、
普通の住宅は数値上では10倍から15倍以上は違っていると思われますので、
検査しても意味がないからでございます。

もちろんS様邸では、目標値を楽々クリアーいたしております。
    (検査結果が出るまでは、大工さんをはじめ現場の者全員がドキドキでした…)

施主のS様には、正式な検査報告書が届きしだい、ご報告させていただきます。

 

 

 

2008年10月25日

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