矢野の家づくり日記
宮崎市で「家族の集う家」のプランニングを始めました。
宮崎市内のデパートなどにも歩いていけるような街の中心部に、
K様ご夫婦より隠居家を建てたいとのご相談がありました。
(お二人とも、まだお若くて元気です)
現在も同じ場所にりっぱな大きい家があり、
そこに住まわれておられるのですが、
子供さんたちが、近々外国などから帰ってこられることもあり、
これからの事も考えて同じ敷地に、ご夫婦がこれからの第2の人生を健康で快適に
そして楽しんで暮らせるような住まいをと言うことでございました。
K様は、ご友人やお付き合いされてる方も多く、
そういう方達を招かれての食事会やワイン会などを催される機会もも多いため、
掘り炬燵のある和室をはじめ、広い吹き抜けのあるリビングや
お料理上手の奥様が腕をふるわれる広いキッチンも
必要だという事でございました。
ただK様は、いろいろ話をお聞きしておりますと、
家族の「つながり」をものすごく大事に
考えておられるような感じを受けました。
今回の家造りでは、
これから3人の子供さんたちが結婚されていき、
そしてお孫さんたちが生まれ家族が増えていったとしても、
いつでも気軽に家族みんなが集えるような家を望まれて
おられるのではないだろうかと思いました。
「隠居家」ではなく、昔で言うところの「母屋(おもや)」でしょうか。
幾つになっても親元に帰りたくなることってありますよね、
みなさんはないですか?
家族が、自然と足が向いてしまうような家造りができれば良いなと思います。
プランを進めるにあたり、「家族の集う家」と題して考えていくことにいたしました。
2009年2月9日