矢野の家づくり日記
SDGsの考えをベースに、木と塗り壁の自然素材で造る平屋風二階建ての家、M様邸の気密試験を行いました!
先月より、西都市妻にて工事を進めておりましたM様邸の「断熱・気密工事」が完了し、社内検査の一貫である「気密試験」を行いました!
今回は、「感染拡大緊急警報」が数日前に発令した中での開催でしたが、検温やアルコール、そしてソーシャルディスタンスの確保を行いながら、一般公開を行わせていただきました。
このような渦中で開催できましたのも、日頃から体調管理を行い、感染症の対策にご協力いただきました施主様ならびに参加者の皆様、対策や準備をしていただいた関係者の皆様のご協力のおかげだと思っております。
この場をお借りして、今一度御礼申し上げます。本当にありがとうございます。
M様邸は、ご夫婦とお子様のご家族4人で暮らされる、敷地面積75坪、延床面積35.7坪の平屋風二階建てとなっております。
外貼り断熱工法の「高気密・高断熱住宅」で、HEAT20_G2同等の超高性能住宅となっており、寒波や猛暑などの状況下でも家の中は、24時間、常に快適で心地よくお過ごしいただけます。さらに、熊本大地震のような時でも大事な家族の生命を守れるよう耐震等級3以上の「長期優良認定住宅」にもなっております
一般公開の場では、この状態で一年中快適な理由や構造・工法などについてご説明させて頂きました。さらに、断熱材の性能や気密の大切さ、耐震についてなどのこだわりについてを小1時間程度、お時間を頂戴してお話いたしました。
完成してからでは隠れてしまう部分ですので、施主様には、ご自分の目でしっかりと確認していただき、安心していただきたいと思っています。
気密値は、大工さん達の頑張りもあって、社内基準であるC値0.3(寒冷地基準は0.5)を大きく下回るとてもいい結果で、施主様にも喜んでいただけ、ホッと一安心でした!
試験終了後、気密性能の良さを実際に体感していただく、恒例の「玄関ドア開けチャレンジ」をして頂きました。室内を減圧しているため外の空気に押され玄関ドアが普段より重たく、両手で力いっぱいに押さなければ開かない状態です。息子さんとお母さんが二人で力を合わせてやっとドアが開きました!気密性能の良さを体感して頂けたのではないでしょうか(^^)
これからどんどん部屋も形となり、外壁や照明機器の配置、造り付けの棚などの細かい打合せを重ね、年内の完成を目指して工事を進めてまいります。しっかりと水分補給などの熱中症対策を行い、暑さに負けず「満足して頂ける良い家」を造り上げる為に、みんなで頑張ってまいります!!!
M様、どうぞ完成まで引き続きよろしくお願いいたします☆
2021年8月3日