矢野の家づくり日記
赤ちゃんがなめても大丈夫な自然塗料!
先日、一通のダイレクトメールが届きました。弊社のホームページを見られてからの、自社の製品の案内と言うことでしたが、その製品というのが<お米から生まれた100%自然塗料の「キヌカ」>でした。
木工工芸品など無垢材に適している自然塗料で、お米を起点とした健康・安心・安全の環境商品として「米糖」から開発された、溶剤を用いない純植物性の自然塗料ということです。
今年、5月にNHKの「おはよう日本」でも放映されたほか、他のメディアや新聞でも取り上げられたみたいですね。
石川県の「日本キヌカ(株)」さんという会社でしたが、さすが米どころですね。自分達の土地でできた産物を利用して、自然にも体にも優しいものを作っていくのは、昔からの物作りの原点ではないでしょうか。
おそらく、前回ご紹介致しました「うるち米からできた自然素材100%の糊」を見られたのだと思いますが、宮崎から本当に体に良い自然素材のものをを情報発信することにより、それを見て遠くの石川県より新たなるものを情報発信してくるという、こういうつながりが輪が広まってくると、本当に良い家ができるのではないでしょうか。
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2006年10月31日
自然素材100%の「糊」で、強さは白ボンドの7倍!
今まで、表面の仕上げ材等に関しては、自然素材のものなど色々ありますが、見えないところに使用する接着剤類などは、強さまで考えたときには実用化できるものはなかったように思われます。
よくテレビで宣伝していますクロス用の糊などは、4星(フォースター)でホルムアルデヒドがでないと言うだけで、自然素材ではありませんから、他の化学物質が放出されてる可能性はないとはいえないでしょう。
私達工務店も、接着力が強くないと意味がないものですから、あきらめていたところもありました。やはり住宅を造る上で、接着剤は補助的にでも使った方が長持ちしますし仕上がりも綺麗です。
しかし、自然素材100パーセントで出来ていて、なおかつ接着力は従来の木工用ボンドの7倍という「糊」が出来たらしいのです。
2006年10月20日
凄い!!自立循環型住宅の講習会に行ってきました!
今まで、太陽熱だとか外断熱だとか色々言われてきておりますが、住宅のエネルギー消費量は暖冷房と換気で約25%、給湯と調理で約33%、残りの約42%は照明や家電品らしいのです。
そこで、エネルギーの消費量を減らすには全体を考え、そこそこの部分の削減方を研究し何パーセントの削減かを明確化していかなければなりません。そういっても一般の人には分かりませんよね。そこで、分かりやすく計算までできるように、統計づけてまとめられるようなしたのが、自立循環型住宅開発プロジェクトなのです。
2006年10月14日
<カレーとパスタが自慢のお店です> カフェ クミン様(宮崎市)
カフェというよりは、カフェレスストランでしょうか。それぐらい、料理にはこだわりを持っておられるようです。いまのところ、メニューは少ないのですが、少しづつ増やしていくということですので、近くを通られることがありましたら、是非一度お立ち寄り下さい。
小さなお店を、いかに大きく見せて、通りから目立たせるかが、一番考えたところでした。出窓の高さは、イスに座ったときのお客様の目線に合わせ、逆に外からは中が見えにくいように、低めにセッテングいたしました。
2006年10月7日
大規模施設向き地熱利用が、実用化目前!
宮崎日日新聞に先月載っていましたが、畜舎や体育館など大規模施設向きに地熱を利用した空調システムが開発され、実用化に向けシステムを試験施工中らしいです。
これは、地中に大きな配管を埋設しそこに空気を送り込み、一年を通して安定した地中の温度で、夏場は外気温度より冷やし、冬は温めて室内に送ることにより、冷暖房費のコスト削減が実現できるらしいです。今年5月、東京であった「2006環境展」にも出展したとのことでした。
天候に左右されない地熱の利用が広まってきているのをつくづく感じています。地熱活用住宅では、床下からの地熱を逃がさないように外断熱・高気密にいたしますので、さらに快適な居住空間が確保できるわけです。各方面で、地熱利用を活用する技術が高まり、皆様の関心を高める結果になれば嬉しいのですが。
2006年10月3日