後悔しない家づくりの心得
床の穴の謎??
初めて完成見学会にいらっしゃる方や、体感モデルハウスにご来場くださるお客様に聞かれる事があります。
↑この穴を埋めているこの部分は何ですか???
無垢材の床をまじまじと見る機会はそうないと思いますのでぜひここでご紹介したいと思います(*^-^*)
まずはこの穴の部分を説明するために、木本来の仕組みについて触れながらご説明いたします♪
この部分は「木の節」という部分にあたります。
木は、枝を切ったり、自然と折れたり、そして腐ったりと・・・繰り返しながら、長い年数をかけて成長していきます。
長い年月をかけて枝だった部分が年輪に取り込まれ、幹の一部となって育っていくのです。
こうやって幹の年輪に取り込まれた「枝であった部分」が「木の節」と言われる部分になるのです(/・ω・)✨
2023年8月12日
▶【O様邸の上棟式を行いました!】「神宮の深緑の木立に囲まれ更なる人生を楽しむ家」超高性能住宅。
先月より、宮崎市で工事を進めておりましたO様邸の上棟式を8月4日の良き日に執り行いました。
O様邸は敷地面積約137坪、延床面積47坪の2階建てで、歴史ある神社や美術館、図書館など公共の施設も充実しており、自然豊かで緑に囲まれた閑静な立地にございます。省エネ性能は、宮崎ではトップクラスの「HEAT20 G2」以上の超高性能住宅となっております。
年々厳しくなる猛暑の夏や寒い冬でも快適にお過ごし頂け、こだわりの自然素材のみを使用しているため心にも身体にも優しく、住んで健康になる住まいとなっております。
神事が終わり、立派な『直会(なおらい)』の席を設けて頂きました。
大工さんや職人さん方も大変喜んでおりました。お気遣い頂き本当にありがとうございました。
2023年8月9日
無垢材の床と厚みの秘密
皆さんは無垢材のフローリングを見たことはありますか?
木でできているフローリングの材料は、大きく「複合材」と「無垢材」の2つにわけることが出来ます。
その中でも無垢材のフローリングは、天然木100%の板で他の木材が混ざっていない、無垢材を使った床材の事を言います。
天然木独特の芳香があり、手触りがよいという特徴があり、時間が経過すると徐々にその表情を変えるので、長年にわたって風合いを楽しめるのも無垢フローリングの魅力です(*^-^*)
2023年8月5日
うづくりの床の質問あるある
先日、行われた完成内覧会では、「イズムの家」を初めて見るお客様方には木の香りや真夏の猛暑でも快適な室内空間を体感していただき、とても喜んでいただく事ができました。
色々なお話をしていく中で、床について色々な質問を頂きましたのでここでご紹介してみようと思います♪
Q. うづくりの床って一体何ですか?
「うづくり」とは、木の柔らかい部分を磨きながら削ってへこませ、年輪が凹凸になるように仕上げる加工法の事です(*^-^*)
杉などの柔らかい木材ならではの仕上げ方法で、木目が浮き上がった仕上がりのフローリング材は床に多く採用されています。
Q. 浮き上がっている部分がけば立ったり、ささくれたりしませんか?
わたしたちのつくる「イズムの家」で使用しているのは「音響熟成木材」という材料で、木材を乾燥させるときに木の細胞が破壊されない様、そして木本来が持つ木の油分が残された「生きている木材」を使用しています。
床自体が過度な乾燥を防いでくれるので、けば立ったり、ささくれが起こる様な事はほとんどありません。年数と共にツヤが出て来て、よりなめらかな木肌になっていくのが特徴です。(ちなみに上の画像は10年経ったモデルハウスの床で、経年劣化と共になめらかな風合いになっています)
もし、ささくれが出きそうな箇所があった場合には、サンドペーパーをかけて処理する事もできます。
2023年7月29日
本物の木は五感を癒してくれます
森の木を伐採して製材した「無垢材」は時の経過と共にますます魅力を増す「価値ある木の家」を作ることができます。
「いい香り」
「優しい手触り」
「木の肌の美しさや艶」
「足の裏の柔らかい触感」
「音の響き」
などなど、本物の木には、人の五感を癒す作用があります。
「本物の木」とあえて書いてみました。
最近「本物ではない木」や木を材料とした家を「木の家」と呼んでいる所も多いからです。
ひとつひとつクセの出る木材に比べて、木をスライスし、化学性の糊で貼り合わせて作られた「集成材」や「合板」は、とても扱いやすく、そちらの方を使用する会社の方が多くなってきた様に感じています。
しかし、「集成材」を使用して作った家と「本物の木」を材料として作った家の良さは、香りや感じ方が全く違います。
2023年7月22日