矢野の家づくり日記
▶【K様邸の着工及び地鎮祭のお知らせ】~いにしえの里に建つご両親への想いが形になった家~
昨年、11月に私どもの体感住宅モデルハウスにお出でになり、その後、打合せを重ねておりましたK様邸の着工が決まりました。
K様邸は、西都市の古墳群公園近くの自然あふれるのどかで静かな場所にあり、敷地面積約106坪、延床面積約31坪の平屋建てでございます。
高齢のご両親とのこれからの生活を考え、親子それぞれが年間を通して快適な日常を送れる様にと、ご両親を想う温もりがたくさん詰まったお家になっております。
私どもの造るお家は、先月起こりましたトルコ・シリア地震ような大きな災害時でも、大事な家族の生命を守れるよう耐震等級3以上の「長期優良住宅」仕様を目指しております。
省エネ性能は外貼り断熱工法の「高気密・高断熱」で宮崎ではトップクラスの「HEAT20 G2」以上を標準とした超高性能住宅となっております。
2023年4月1日
▶大空間のリビングに陽だまりを感じる高窓の家 K様邸の「構造・断熱」及び「気密試験」の一般公開を行いました!
先月よりお知らせしておりました、宮崎市清武町K様邸の「構造・断熱」及び「気密試験」の一般公開を行いました。
当日は雨で御足元の悪い中ではございましたが、お時間を作ってご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。
先月起こったトルコ大地震においては、数多くの人命や建物に甚大な被害をもたらしたという事もあり、耐震性、断熱性の重要性を丁寧にお話させて頂きました。
トルコ大地震においては、建物が多く崩壊した要因はどこにあったのか検証結果が続々と発表されており、要は耐震性が完全に不足していたという事が報告されておりました。
大切な家族を守るための大事な構造を実際に見ていただきながら、丁寧にご説明をさせていただけたのでお客様も、より理解して頂けたのではないかなと思っております。
そして続いて行った気密試験は、施工精度を測る事で不良個所を見つけるという目的があり、内装ボードや外壁など何も貼ってない状態で気密値を計測します。
※社内基準はC値0.3以下
「C値」とは気密の精度を表す数値のことを指します。「家の中の隙間がどれくらいあるのか」を数値で示したものになり、数値が低いほど隙間がない家=高気密な家という事になります。
2023年3月25日
▶【新築完成内覧会】無事終了いたしました!宮崎市本郷 平屋風2階建て
3月18日(土)・19日(日)の2日間に渡り、宮崎市本郷におきまして完成内覧会を開催させて頂きました。場所を御提供して頂きました施主様、御来場頂きました皆様には心より感謝申し上げます。
天気を心配しておりましたが、雨も降らず、ぽかぽかした穏やかな『内覧会日和』となりました。
初めてご来場いただきましたお客様は、玄関を開けてすぐに『天然のアロマ』と言われる木材自体が持つ『木が持つ本来の香り』にびっくりされます。自然素材にこだわったお家づくりをしておりますので、鼻にツンと来る様な科学物質の香りは一切致しません。
香りをはじめ『音響熟成木材』や『幻の漆喰』等々、自然素材のみで使った家を体全体で感じて頂けたのではないでしょうか。
いろいろご予定がある中、当社の完成内覧会にお出で頂きまして、本当にありがとうございました。
2023年3月22日
自然素材の家に花粉症の人が住むのは大丈夫?
花粉症を患っている方にとっては花粉が飛散するこの季節になると外出が億劫になる方や、自然の多いところは避けたいと気をつけておられる方もいらっしゃるのではないでしょうか?アレルギーに悩まされずに生活したいと願う方は、自然素材を使ったお住まいづくりに興味を持たれる方も多くいらっしゃいます。
しかし、自然のもので悩まされている花粉症の方にとって自然素材を使うのは大丈夫なのですか?かという疑問を持つ方もいらっしゃいます。
そこで、今回は花粉症の方にとって自然素材を使った家についての関係性についてご紹介してみたいと思います♪
■自然素材は花粉症の方におすすめ!?
自然のものである花粉にアレルギー反応を起こしている方にとって自然素材の家に住むことには問題ないのでしょうか?
■花粉からの影響はありません。
花粉症の原因となる木として有名なのが杉やヒノキです。自然素材としてフローリングなど内装材に使われる木材にも杉やヒノキがあるので心配になるかもしれません。
しかし、材木を使っており花粉が出るわけではないので、花粉症の人でも自然素材を使っても基本的には問題はありません。
2023年3月18日
ムシムシした湿気を吸ってくれる?!無垢材のパワー
住宅建材やインテリアに使用される木材には、質感の魅力や自然素材であることの安心感だけでなく、肌に伝わる温もりや香りなど、多くの効能が備わっています。
「木の調湿作用」は、無垢材を使用するにあたっての最大の特長といえます。今回はこの無垢材の特徴についてお話してみたいと思います。
1.『木』は、木材となってもちゃんと呼吸をしている
「木は呼吸している。」と、言われても私たち人間の様に空気を吸ったり吐いたりする呼吸とは少し違います。周囲の温度や湿度に合わせて空気中の水分を吸ったり吐いたりしているという意味で、『呼吸している』と表現されています。
注目すべき点は、切られて木材に加工されてもなお、この『呼吸』を続けているという点ではないでしょうか。乾燥した木材は自然に湿気を吸収・放出を繰り返し、室内の湿度を調整しています。という事は、部屋の中が乾燥している状態だと、木の中に含まれている水分を吐き出して縮み、逆に湿気の多いときには、余分な湿気を吸収して膨らむという事になります。こうした現象が『木材は生きている素材』といわれる理由でもあります。
2.木材の水分保持能力は、空気の数倍とも言われている
ここで、空気と木材の水分を保持する能力を比較してみましょう。例えば、8畳ほどの部屋で室内の温度が25℃のときに、室内の空気が含むことができる水蒸の量(飽和水蒸気量)は、厚さ4㎜で1平方メートルの広さの無垢材が飽湿したときの水分量に相当します。
要は空気中の湿度を保つ力よりも、無垢材の湿度を吸収する力の方が大きいので、木材中からの水分の出入りだけで室内の湿度を適度にコントロールする事ができるのです。
2023年3月12日