後悔しない家づくりの心得
自然素材の家に花粉症の人が住むのは大丈夫?
花粉症を患っている方にとっては花粉が飛散するこの季節になると外出が億劫になる方や、自然の多いところは避けたいと気をつけておられる方もいらっしゃるのではないでしょうか?アレルギーに悩まされずに生活したいと願う方は、自然素材を使ったお住まいづくりに興味を持たれる方も多くいらっしゃいます。
しかし、自然のもので悩まされている花粉症の方にとって自然素材を使うのは大丈夫なのですか?かという疑問を持つ方もいらっしゃいます。
そこで、今回は花粉症の方にとって自然素材を使った家についての関係性についてご紹介してみたいと思います♪
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■自然素材は花粉症の方におすすめ!?
自然のものである花粉にアレルギー反応を起こしている方にとって自然素材の家に住むことには問題ないのでしょうか?
■花粉からの影響はありません。
花粉症の原因となる木として有名なのが杉やヒノキです。自然素材としてフローリングなど内装材に使われる木材にも杉やヒノキがあるので心配になるかもしれません。
しかし、材木を使っており花粉が出るわけではないので、花粉症の人でも自然素材を使っても基本的には問題はありません。
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2023年3月18日
ムシムシした湿気を吸ってくれる?!無垢材のパワー
住宅建材やインテリアに使用される木材には、質感の魅力や自然素材であることの安心感だけでなく、肌に伝わる温もりや香りなど、多くの効能が備わっています。
「木の調湿作用」は、無垢材を使用するにあたっての最大の特長といえます。今回はこの無垢材の特徴についてお話してみたいと思います。
1.『木』は、木材となってもちゃんと呼吸をしている
「木は呼吸している。」と、言われても私たち人間の様に空気を吸ったり吐いたりする呼吸とは少し違います。周囲の温度や湿度に合わせて空気中の水分を吸ったり吐いたりしているという意味で、『呼吸している』と表現されています。
注目すべき点は、切られて木材に加工されてもなお、この『呼吸』を続けているという点ではないでしょうか。乾燥した木材は自然に湿気を吸収・放出を繰り返し、室内の湿度を調整しています。という事は、部屋の中が乾燥している状態だと、木の中に含まれている水分を吐き出して縮み、逆に湿気の多いときには、余分な湿気を吸収して膨らむという事になります。こうした現象が『木材は生きている素材』といわれる理由でもあります。
2.木材の水分保持能力は、空気の数倍とも言われている
ここで、空気と木材の水分を保持する能力を比較してみましょう。例えば、8畳ほどの部屋で室内の温度が25℃のときに、室内の空気が含むことができる水蒸の量(飽和水蒸気量)は、厚さ4㎜で1平方メートルの広さの無垢材が飽湿したときの水分量に相当します。
要は空気中の湿度を保つ力よりも、無垢材の湿度を吸収する力の方が大きいので、木材中からの水分の出入りだけで室内の湿度を適度にコントロールする事ができるのです。
2023年3月12日
▶大空間のリビングに陽だまりを感じる高窓のある家 K様邸の「構造・断熱」と「気密試験」の一般公開を行います!
▶【新築完成内覧会】宮崎市 三世代の想いをカタチにした木と塗り壁の家
ご来場いただきました皆さま、ありがとうございました。
次回、皆様にお逢い出来ますのを楽しみにしております。
やわらかな光に心躍り、本格的な春の到来を少しづつ感じる季節になって参りました。
この度、施主様のご厚意により宮崎市大字本郷にて完成内覧会を開催させて頂くことになりました。
Y様邸は、敷地面積約68坪、延床面積38坪の平屋風二階建てとなっており、ご夫婦と小さくてかわいらしい姉妹,そして先々にはご両親までが一緒に暮らせるお家となります。
この先三世代が暮らすお家という事もあり、新しいお住まいの完成を家族みんなで楽しみにしています♪
場所は高台で公園や小学校も近くにあり、小さなお子様がいらっしゃるご家族にはとても暮らしやすい環境です。
当社の作るお家は、熊本や東北の大地震のような災害時でも、大事な家族の生命を守れるよう耐震等級3以上の「長期優良認定住宅」仕様となっております。
省エネ性能は、外貼り断熱工法の「高気密・高断熱住宅」で宮崎ではトップクラスの「HEAT20 G2」の超高性能住宅となっております。
2023年2月28日
パッシブデザインの特徴について
前回は『パッシブデザイン』についてお話させて頂きました。
パッシブデザインって何だろう?←読んでいらっしゃらない方はコチラからどうぞ♪
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今回は自然エネルギーを活用して快適な住まいを作るパッシブデザインですが、具体的にはどんなものなのか、パッシブデザインの特徴をお話していこうと思います。
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保温性を高め、冬は暖かく
パッシブデザインの1つ目の特徴は「保温性」です。
寒い冬になりますと、室内の温かさを保ちながら寒さをしのぐ事になります。室内を温めるときには、電気ヒーターやストーブ、ホットカーペットやこたつ、そして暖房器具など、さまざまな家電を使用するのではないでしょうか。また、室温を保つためにこれらの家電を使い続ける事になります。
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しかし、人工設備に頼らないパッシブデザインの考えは、窓から差し込む日の光の量を多くする他、壁や天井、窓や床などの冷気の通り道にガードを作ることで、保温性の高い住まいを作るというものになります。家をかたち作る基礎の段階で断熱性の高い素材を選んだりと、家そのものの保温性を高めます。
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2023年2月27日