後悔しない家づくりの心得
新築一戸建てを建てる際に階段の配置は何を意識して決めるべき?
新築一戸建ての建設はたくさんのことを決めていかなければいけません。
決めることは、間取りや設備、お金のことなど様々です。
今後そのお家で長く快適に暮らしていくためには、階段やコンセント、収納など細かなところまで考えなければいけません。
そこで、今回は、階段に着目して、新築一戸建てを建てる際に意識しておくべきポイントをご紹介します。
□上りやすくなっているかどうか
一般的な住宅では大体階段のスペースとして1坪ほどの広さを想定されていることが多いです。
ただ、イズムでは子供さんや高齢者の家庭内事故を考慮し、小学校の階段より上りやすくを目安としているため1.5坪くらいの広さが多いです。
1坪は畳で2畳分の広さです。
昔のお家だと直線の階段が多かったですが、それだと1.8畳分くらいのスペースになり、窮屈だと言われていました。
最近のお家では踊り場が設けられていることが多く、踊り場があると1.3坪ほどのスペースを設けていることが多いです。
階段は急勾配だと膝の負担がかかりますし、狭いと洗濯物をベランダに運ぶのに苦労します。
なるべく上りやすく負担が少ないものにすると、日々の家事や生活が快適です。
上りやすい階段にするには、1.2〜1.5坪ほどの広さが必要だと言われています。(イムズでは1.5坪が標準です。)
段数としては16〜18段ほどで、2段曲がりか踊り場のある間取りが良いという意見が多いです。
これくらいの広さがあると、安全性も増します。
厚生労働省の人口動態統計年報では、階段でのつまずきや転倒による家庭内事故の割合が多くなっております。
他の部屋とのバランスもありますが、日々の生活での上りやすさ、安全性も考慮いただくことをおすすめします。
□新築での階段はどこに配置するのが多い?
お子さんのおられる家庭では、リビング内に階段を設けることを好まれる方が多いです。
いわゆるリビングイン階段です。
リビングイン階段だと、外出時、帰宅時に必ずリビングを通ることになるため、家族間でのコミュニケーションにつながりやすくなります。
必然的にリビングが家族の集まる場所になりやすいので、お子さんの様子の変化に気づきやすくするために人気のようです。
そして、空間全体が広く見えやすい特徴があります。
リビング内で扉を介さずに登れるため、空間のつながりができ、広く感じます。
ただ、空間が広くつながることによって、リビングの冷暖房の光熱費など増えてしまうという意見もございます。
お家の断熱性能、気密性能を高めることによってある程度抑えることにはつながりますし、安全性を損なうものではありませんので、お子さんのおられるご家庭ではリビングイン階段も良いかと思います。
□まとめ
今回は、新築一戸建てを建てる上で、階段を配置する際に意識すべきポイントを紹介しました。
おしゃれなデザインを優先される方もおられますが、一番はご家族が安全で快適に暮らせるかどうかですので、上りやすさや動線、安全性を考慮いただいた方が良いと考えております。
新築一戸建て建設をご検討されている方は是非一度ご相談ください。
2022年7月25日
キッチンにママスペースを作ることのメリットをご紹介!
「ママスペースを作りたいがおすすめの場所やメリットを知りたい」
家づくりをお考えの方なら一度は疑問に思うのではないでしょうか。
ここではママスペースの作る場所や作ることのメリットについて解説します。
家づくりを検討している方は必見です。
□ママスペースを作るおすすめの場所と作り方をご紹介!
家事や育児で忙しくしているとなかなか1人の時間を作るのは難しいですよね。
ここでは趣味の時間が欲しい、休憩したいと思ったときのために使えるママスペースを作るのにおすすめの場所や作り方について解説します。
おすすめの場所はキッチンの横や近くの一角です。
キッチンの近くに設けることで家事動線が短くなりますし、そのスペースで休憩してもすぐに家事に戻ることができます。
スペースを作るのが難しい場合はリビングの一角やデッドスペースなどを利用すると良いでしょう。
スペースさえ見つかれば、ママスペースを作るのは簡単です。
椅子や机を設置し、収納したい場合はワイヤーラックを有効活用すると快適なママスペースとなるでしょう。
他にも自分の好みに合わせて好きな空間にカスタマイズすることも可能です。
アロマディフューザーがある場合はアロマを活用してリラックスするのも良いですね。
自分だけのスペースに好きなものが並んでいるという状態は心を穏やかにしてくれます。
家事や育児で毎日が大変という方はぜひママスペースを作ってみてはいかがでしょうか。
□ママスペースのメリットをご紹介!
ママスペースの作り方やおすすめの位置について解説したところで、次はママスペースのメリットについて解説しましょう。
1つ目はハンドメイドや読書などの趣味を楽しめることです。
特に寝室を夫婦で使っている場合は自分だけの空間がなく趣味を楽しめないという場合もあります。
ママスペースを活用することで、部屋を増やさずとも自分だけの空間を作れます。
2つ目は落ち着いたり集中したりしたいときに最適なことです。
家でお仕事をしている方なら家事や育児でなかなか集中できないという場合もあるでしょう。
キッチン横やリビングの一角なら集中して作業できますし、いざとなったらすぐに家事にも戻れます。
お仕事をしているお母さんにとってもママスペースは最適な空間なのです。
□まとめ
この記事ではママスペースの作り方について解説しました。
その他にもママスペースを作るメリットも解説したので気になる方は参考にしてください。
家づくりをお考えの方は当社までお気軽にご相談ください。
2022年7月24日
【新築完成内覧会】宮崎市 大きな吹抜けに高窓のある家!
※こちらのイベントは終了いたしました。
ご来場いただきました皆さま、ありがとうございました。
次回の完成内覧会は、9月初旬に宮崎市清武町にて予定しております。
次回、皆様にお逢い出来ますのを楽しみにしております。
短かかった梅雨が明け、本格的な夏のような猛暑の日々が続いていますが、夏であるのを忘れるような家は如何ですか!
宮崎市本郷(山崎台)にて工事を進めておりましたK様邸で、このほど施主様のご厚意により完成内覧会を開催させて頂けることとなりました。早くご入居されたいところだと思いますが、大切なお家を開放して下さりありがとうございます。
K様邸は、ご夫婦とお子様4人のご家族6人で暮らされる、敷地面積約68坪、延床面積約38坪の2階建てとなっております。
外貼り断熱工法の高気密・高断熱住宅で、断熱性能は「HEAT20 G2」同等の超高性能住宅となっており、自然素材などの特質を活かしているため性能・数値以上の快適性を体感して頂けます。
さらに、熊本大地震のような時でも大事な家族の生命を守れるよう耐震等級3以上となっております。
また、「子育て世帯」や「若者夫婦」の高性能な省エネ住宅の取得の支援を目的とした国の補助金(最高100万円)が交付される、【こどもみらい住宅支援事業】の交付も決まっております。
ますます厳しくなってくる自然環境の中、暑さ・寒さで悩むことなく、自然素材の優しい空気感包まれて、家族みんながいつまでも健康で快適に過ごす事ができる見どころ満載のお家となっております。
2022年7月13日
宮崎木の家「構造・断熱」及び「気密試験」一般公開を行いました!
木花の山々の見える高台にある緑に囲まれた平屋の暮らし。家族の健康と安心安全を考えた、こだわりの自然素材でつくるK様邸の超高性能住宅。
先月よりお知らせしておりました、宮崎市学園木花台K様邸の「構造・断熱」及び「気密試験」の一般公開を行いました。
完成してからでは隠れてしまう部分ですので、施主様ご自身の目でしっかりと確認をしていただきながら、断熱材や気密性の事、そして構造の大切さについてご説明をさせていただきました。
一般公開の場では、一年中快適な理由や「構造・工法」「断熱材の性能」や「気密」の大切さ、「耐震」についてなどイズムのこだわりについて、皆様の貴重なお時間を頂戴しお話させていただきました。
気密試験は、施工精度を測る事により不良個所を見つける目的もありますので、内装ボードや外壁など何も貼ってない状態で気密値を計測いたします。
※社内基準はC値0.3以下
「C値」とは気密の精度を表す数値のことで、簡単に言うと「家にどれくらい隙間があるのか」を示した数値になります。
数値が低いほど隙間がない家=高気密な家ということになります。
結果は、今回も社内基準値を大きく下回るとても良い数値でした。これも大工さんの頑張りと意識の高さです。施主様にも大変喜んでいただけ、ホッと一安心です。
2022年7月12日
4人家族の場合リビングの広さはどれくらい必要!詳しく解説します!
「4人家族に必要なリビングの広さはどれくらいだろう」
家づくりをお考えの方なら一度は疑問に思うのではないでしょうか。
ここでは4人家族の方に必要なリビングの広さとおすすめの間取りについて解説します。
4人家族で家づくりを検討している方は必見です。
□4人家族の場合のリビングの広さをご紹介!
4人家族におすすめのLDKの広さは、一般的には19帖くらいと言われています。
キッチンやダイニングなども考える必要がありますが、ここでは主にリビングの広さについて解説します。
4人家族のご家庭によく採用されるL字型ソファーを置いた場合、ソファーのサイズを250cm×160cm、また壁とソファーの間のスペースを78cmとします。
テレビを快適に見るためにはテレビとソファーの距離も重要です。
40V型の画面であれば、テレビを見る人の顔との距離は150cmは必要になるでしょう。
ソファー横の人が通れるスペースは78cm以上あれば十分です。
この場合、キッチンの幅なども考えると80.5cmは確保できると思います。
今までの数字を考慮するとリビングの理想の広さは約7~8畳で、これくらいの広さならご夫婦とお子様2人がどうにかゆとりを持って生活できるでしょう。
□4人家族の家におすすめの間取りは?
4人家族のご家庭によく採用される間取りは3LDKか4LDKです。
お子様がまだ小さい場合は2LDKでも十分かもしれません。
ここではそれぞれの間取りの種類について解説します。
2LDKはキッチンとLD、洋室2つの間取りです。
この場合、洋室はそれぞれ夫婦の寝室と兄弟共有の子ども部屋になります。
子ども部屋がいらない場合は趣味部屋やしょさいなどにもできます。
3LDKはキッチンとLDに洋室3つ、もしくは洋室2つと和室1つというパターンです。
子どもが小さい場合は寝室を家族全員と同じにして、残った2部屋をフリースペースに使うと良いでしょう。
ライフスタイルによって過ごす部屋を変えられる間取りとなっています。
4LDKはキッチンとLDに加えてその他に4部屋ある間取りです。
この場合は家族全員が個室を持つことができるので、1人1人の空間を大事にして余裕のある暮らしがしたい方におすすめです。
4人家族の場合は1部屋残ると思いますが、客間や趣味部屋、テレワークのための部屋など工夫して使っていただけるでしょう。
□まとめ
この記事では4人家族が快適に住むためのリビングの広さについて解説しました。
4人家族の場合は7~8畳ほどのリビングの広さがあれば快適に生活していただけるでしょう。
また3LDKや4LDKなど、間取りの種類によって生活様式も異なってくるので、上記を参考にしながら間取りを決めてください。
ご質問等ございましたら弊社までお気軽にご相談ください。
2022年7月4日