スタッフ日記
床断熱と基礎断熱で健康の違いが出る?
「床を断熱する」のと「基礎を断熱する」のと、どちらの方が健康に効果があるのでしょうか!?
↑上の画像は「床を断熱」しているところです。
床を断熱する方は、床下の冷気を直接床面に伝えないという意味ではとても効果があります。
ちなみに、江戸時代に造られた「桂離宮(京都)」の床は二重構造になっていて、その間に六寸程度(約18cm)の厚さで、断熱材の役割をする「もみがら」が入っていたということです。
「床の断熱」は、床暖房や暖房カーペットを設置する場合に、熱を逃がさないという意味で必須条件となりますが、断熱材の目的は熱を遮断することなので、断熱材自身は暖かさを発しません。
ということは・・・床下に断熱をしても、暖房をしていない床は冷え切っていることと変わりはありませんので、床下の断熱だけでは問題は解決されないのです( > < )
2018年10月1日
気密試験と断熱及び構造の一般公開のお知らせです!
宮崎市下原町のN様邸と、田野町のM様邸で工事を進めておりました2棟のお宅の断熱・気密工事が完了し、社内検査の一貫である「気密試験」を行うことに致しました。
N様邸は2階建ての床面積34.6坪、M様邸は平屋の37.3坪となっており、熊本や北海道のような地震がきても大事な家族の生命を守れるよう「長期優良住宅仕様」を標準としております。
↑ 宮崎市下原町 N様邸
↑ 田野町 N様邸
夏の猛暑の時期でも、27℃~28℃設定のエアコン1台で家全体が木陰のような涼しさで快適に過ごせますので、熱帯夜など全く関係なく夜も熟睡できます!
真冬の極寒の時期でも、エアコンは使わず、深夜電力利用の蓄熱暖房機1台で24時間、家全体が優しい暖かさにつつまれます。
これから徐々に寒くなってきますが、朝、起きる時、お風呂で裸になる時、夜中にトイレに起きる時など、寒いとか暑いとかの思いをせずに一生涯暮らす事ができます!
今までの木造住宅での生活とは全く違った、生活スタイルが送れます。
周りの木造住宅とは全く違う「何故?そうなるの」を皆様に少しでも分かって頂きたく、今回はこちらの2棟を一般公開とさせて頂く事に致しました。
子供さん同伴でも大丈夫ですのでお気軽にご参加ください!
※こちらのイベントは終了いたしました。
近く詳細を発表いたしますが、下北方町のN様邸の完成内覧会を10月27日、28日の両日で予定しております。皆様のご来場をお待ちしております。
- 開催日:2018年10月6日(土) -
◇N様邸
開催時間: 12時30分(気密試験開始予定)
開催場所: 宮崎市下原町211番53(宮崎電子機器の西側奥)
◇M様邸
開催時間: 15時00分(気密試験開始予定)
開催場所: 宮崎市田野町甲11086-2(ニトリ西側信号を南に入る)
※「完全予約制」のため、HP・メール、お電話にてお申し込みください。
ご予約時に、開催場所の詳細をご案内させて頂きます。
2018年9月27日
ご夫婦で第二の人生を楽しく快適に住まう、高性能で造る自然素材の木の家の上棟式が行われました!
都城市大王町で工事を進めておりましたM様邸の上棟式が、9月27日の良き日に執り行なわれました。
9月の台風の多い不安定な時期でありましたが、お天気を見計らっての建て方となりました。
M様邸は、都城市のなかでも街中の便利な処にございまして、ご夫婦の生活を楽しみながら、健康で快適に暮らされる2階建の床面積34.2坪となっております。
上の写真は、クレーンを使っての「建て方」の作業の様子です。わずか12cmの幅の木材の上を重い材料を持って作業しておりますが、熟練の大工さんならではですね。
こうやって見ますと本当にたくさんの大きな梁と柱が使われているのがお分かりになると思います。
2018年9月27日
家族の健康を思う拘りの自然素材で作る木の家、M様邸とN様邸の上棟式が行われました!
宮崎市下原町のN様邸と、田野町のM様邸の、工事を進めております2棟のお宅の上棟式が、9月15日(土)と16日(日)の両日でそれぞれ執り行われました。
2軒のお宅共に、大きな地震でも大事な家族の生命を守れるよう「長期優良住宅仕様」を標準としており、さらに「地熱利用の高気密・高断熱」のこだわりの高性能住宅にもなっており、夏の猛暑の時期は27℃~28℃設定のエアコン1台で家全体が木陰のような涼しさを、冬は陽だまりのような優しい温もりと、年間を通して快適な生活が過ごせます^^
下の写真は、15日に行われたM様邸( 平屋建の床面積37.3坪 )の上棟式の様子で、クレーン車を使って大きな柱や梁材をダイナミックに組み立てていきます。
後ろの鰐塚山の山並みがきれいですね!
いつも思うのですが、ベテランの職人さんの技(わざ)には本当に感心して見惚れてしまいますね。
いよいよ上棟式です!M様邸は、ご覧のように田野町あけぼの地域の畑や山々に囲まれた、とても雄大な景色の中にございます。
この素晴らしい景色を背景に、屋根の上で風を受けながら気持ち良く神事を行うことができました。
今回は屋根の傾斜もなだらかでしたので、そのまま屋根から楽しみにしていた「せんぐ撒き」も行いました♪
写真のように大勢のご近所の方々が集まって頂き、お子さん達も含め、皆さんせんぐ撒きをとても楽しんでおられました♪
青い空に吹流しが映えます!こうやって皆で屋根に登っての記念撮影はなかなかありませんね^^
これからこの広大な景色の中で、ご家族の皆さんが健康に過ごしていけるよう、快適な家づくりを誠意を持って取り組んで参りますので、今度ともよろしくお願いいたします。
下の写真は、翌日の16日、宮崎市下原町のN様邸の上棟式の模様でございます^^
こちらは街中の住宅街でしたので、木材も道路に広げ交通整理のガードマンさんに来てもらっての棟上げでした。
ご近所の皆様のご協力のおかげでございます。ありがとうございました!
N様邸は2階建て( 床面積34.6坪 )なので、クレーン車が2階部分まで大きな木材を運ぶ光景はダイナミックであります!
2018年9月13日
通気は大事
8月も残りわずか・・・夏休みもいつの間にか縮小されて短くなりました。
ですがまだまだ変わらず30度超えの猛暑は続いてます。引き続き熱中症には気をつけてくださいませ。
さて、前回は輻射熱を大幅にカットしてくれる遮熱シートのお話をしましたが、今回は家づくりにおいてもう一つ大事な要素、壁の中や屋根の中の「通気層の確保」のお話です。
これをきちんと施工していなければ、断熱材の性能は半減してしまいます。
熱い空気は、下から上へと流れていくのは皆さまご存知かと思われますが…
これはその原理を利用したものでして…↓
上図のように、赤い空気の流れは室内側の空気の流れで床下から壁の中を通って小屋裏まで流れるようにし、木材の最大の敵でもある湿気が籠らない工夫をしています。
青い空気の流れは、外壁側の空気の流れで断熱材と外壁材の間を空気が流れるようになっており、これは、夏であれば60℃以上に焼けた外壁材の熱をこの通気層を通して軒裏にある換気口から排気して外壁材の熱(熱い&冷たい)を直接、断熱材に伝えないようになっております。
↑ こちらは太陽からの熱線を一番ダイレクトに受ける屋根です。
隙間無く張り詰めた断熱材の上には熱を遮断するアルミ製遮熱シートを貼っています。
その上に更に木材を固定させて、熱く焼けた屋根材と断熱材の間に空気の通り道を確保し、熱を排気します。
こうやって太陽の熱が屋根の中にこもらないようにする事は、快適な家づくりにおいてとても大切な要なのです。
↓ もちろん、防水シートも隙間無く丁寧に張っておりますよ~ ( ^ ^ )
まだ続く残暑と、真冬に訪れる寒さ。
これらに対応すべく、今日もまた色々な工夫を考えながら日々快適な家づくりを目指し続けています。
(スタッフの川俣です)
2018年8月27日