後悔しない家づくりの心得
知ってますか?LCCM住宅
皆さんは「LCCM住宅」という言葉を聞いたことはありますか?
LCCM住宅とは
LCCM(エルシーシーエム)
Life Cycle Carbon Minus
(ライフ・サイクル・カーボン・マイナス)
の頭文字をとった言葉となります。
一体どんな家の事なのでしょうか?わかりやすくご説明したいと思います(*^-^*)
LCCM住宅の定義
建物を建築し、住み始め、そして朽ちて解体するまでの一連の流れの際に、出来るだけ二酸化炭素が排出されないよう配慮する、そして太陽光発電などによって再生可能エネルギーを作り出すことで、住宅を作り住んでいる間のCO2の収支をマイナスにできるよう配慮し作られる住宅の事を「LCCM住宅」といいます。
再生可能エネルギーとは
再生可能エネルギー(Renewable Energy)とは、石油や石炭、天然ガスといった有限な資源である化石エネルギーとは違い、太陽光や風力、地熱といった地球資源の一部など自然界に常に存在するエネルギーのことです。
その大きな特徴は以下の3点となります。
枯渇しない
どこにでも存在する
CO2を排出しない(増加させない)
ZEH住宅との違いは何?
LCCM住宅とZEH住宅の違いは、建築前や建築後の廃棄時まで考慮しているかどうかという所にあります。
ZEH住宅が暮らしの中でのエネルギー消費のみを問題にしているのに対して、LCCM住宅は、建設時や廃棄時のCO2削減も視野に入れて作られています。
そのため、LCCM住宅は、ZEH住宅よりもレベルが更に高い省エネ住宅と言えることになりますね(*^-^*)
まとめ
LCCM住宅を建てることで、環境に優しいかつランニングコストを抑えられるサステナブルな生活が送れます。
しかし、LCCM住宅に向けた補助金制度等もありますが、高性能な設備等が必要になる分、通常の住宅に比べてどうしても初期費用がかかる傾向にあります。
また最先端の住宅であるため、LCCM住宅に対応している建築会社が少ないのも現状です。
LCCM住宅を検討する際にはまず建築会社に相談をしてみるのが一番いいかと思います。ぜひ皆さんが後悔しない家づくりを実現してくださいね♪
2024年5月4日