後悔しない家づくりの心得
中庭でバーベキューできる家の特徴を解説!
この記事をご覧の皆さんは
「中庭でバーベキューができる家の特徴について知りたい」「中庭のある家の失敗例を把握しておきたい」
このようなお悩みを抱えているかもしれません。
そこで、今回は中庭でバーベキューができる家の特徴やメリット、デメリットについて解説します。
□中庭のメリットとデメリットを解説!
中庭は家族のためのプライベート空間として憧れる人も多いようです。
中庭をつくることによるメリットはもちろんたくさんありますが、同時にデメリットもあります。
事前にメリットデメリットどちらも把握したうえで家づくりに取り掛かるようにしましょう。
メリットの1つ目は外からの視線を遮れることです。
中庭にはコの字型とロの字型、L字型の3つのデザインがありますが、いずれも視線を適度に遮るような設計になっています。
完全なプライベート空間となるのでラフに過ごすことも可能です。
2つ目は採光が取りやすいことです。
部屋が北側に位置した場合、暗くなりやすいです。
そのため、暗くなっても影響の少ない物置部屋や、寝室を北側に配置することが多いです。
しかし中庭を作ると建物の中心に光を集めやすくなるので、窓や部屋の位置をあまり考える必要がなくなります。
部屋の向きに左右されずに明るさを保つことが可能になるのです。
3つ目は防犯性に優れていることです。
特にロの字型のデザインの場合は、全方位が壁に囲まれているので防犯性を確保できます。
窓を開放していたとしても安心して過ごせるでしょう。
一方デメリットの1つ目は居住スペースを考える必要があることです。
中庭を作ると居住スペースを圧迫することとなり、部屋が狭くなってしまう恐れがあります。
広い土地に家をつくる場合はあまり問題ないかもしれませんが、狭い場合は居住スペースの兼ね合いが必要です。
十分な広さを確保できるように柔軟な設計をする必要があるでしょう。
2つ目は窓が多くなることです。
窓が多くなると冬は寒く、夏は暑くなる可能性があります。
そのため空調の配慮も欠かせません。
この場合は全館空調を取り入れれば部屋の温度や湿度を一定にできるのでおすすめです。
3つ目はコストがかかることです。
中庭は外壁に囲まれるような設計になっているため、構造体や外壁材などに使う材料も増えます。
つまり施工面積が増えるので、それに伴って施行費も高くなってしまうのです。
ちなみに建築費はL字型、コの字型、ロの字型の順に高くなると言われています。
□中庭でバーベキューするにはどんな間取りにするべき?
中庭をつくろうか考えている方の中には、いつか中庭でバーベキューがしたいと一度は考えたことがある方がいらっしゃるのではないでしょうか。
ここではバーベキューに必要な広さやデザインなど、中庭の間取りについて解説します。
中庭でバーベキューをする場合、広さは6畳くらいあれば十分だと言えます。
ただし都市部の場合だとそれほど広いスペースを用意できないこともあるでしょう。
その場合は4.5畳くらいを目安に考えてください。
1人1畳と考えると、4.5畳なら4人家族で少しスペースが余るくらいの広さとなります。
とはいっても、来客があった場合もそれほど狭さは感じません。
もしお子さんがいて存分に遊ばせたい場合は4.5畳以上を検討した方が良いでしょう。
デザインはロの字型がおすすめです。
バーベキューをするとなると、煙が壁を伝って上に上がっていきますが、ロの字型だと近隣住民への迷惑を最小限に抑えられます。
また外からの目も気にする必要がないので、思う存分にバーベキューを楽しむことができるでしょう。
□中庭のある家の失敗談を解説!
最後に中庭のある家の失敗談について解説します。
失敗例も併せて確認してご自身に適した家づくりを目指しましょう。
1つ目は土地が狭く、中庭をつくることができなかったケースです。
希望するエリアに土地を購入したにもかかわらず、あまり広くなかったので中庭づくりが叶わなかったケースも多く見かけます。
優先順位をどのように考えるかにもよりますが、土地が重要な場合は中庭づくりは断念せざるを得なくなるでしょう。
2つ目は虫や湿気に悩まされたケースです。
庭を家の中につくるので、その分湿気が家の中に上がってきやすくなったり、蚊などの虫が多く発生するようになったりします。
特にロの字型の場合は出口となる排水設備を設けることを忘れないようにしてください。
床をタイル張りなどにすることで湿気の問題はある程度解消できるかもしれません。
3つ目は家事に時間がかかるケースです。
庭をつくるとお手入れする必要があるので、毎日の家事の時間が長くなります。
もし子育てやお仕事で忙しい場合は時間的な余裕がなくなるかもしれません。
自分のライフスタイルに合わせて庭を設けるかどうか決められると良いですね。
□まとめ
この記事では、中庭でバーベキューできる家の特徴について解説しました。
中庭でバーベキューをするなら広さは4.5畳以上、デザインはロの字型にするのをおすすめします。
この記事を家づくりの参考にしていただけると幸いです。
2022年9月28日
自然素材の家の住み心地は?メリットデメリットも解説!
この記事をご覧の皆さんは
「自然素材の家の住み心地について知りたい」「自然素材の家のメリットとデメリットってどんなものがあるのだろう」
このようなお悩みを抱えているかもしれません。
そこで、今回は自然素材の種類と、メリットとデメリットについて解説します。
□自然素材の種類を解説!
健康に優しく快適な住まいを叶えるというイメージのある自然素材ですが、使われている素材について詳しく知っている方は少ないのではないでしょうか。
ここでは自然素材の種類について解説します。
1つ目は珪藻土(けいそうど)です。
これは主に壁材として使われる素材でケイソウという藻が化石化したものです。
このケイソウが海の底で積み上がって土となり珪藻土となりました。
珪藻土は小さい穴がたくさん開いており、そこから湿気を吸収したり放出したりして、部屋の湿度を心地良い程度に調整してくれます。
またニオイも同時に吸収してくれるのも魅力的です。
2つ目は漆喰です。
漆喰は石灰質で貝やサンゴなどから出来ており、主に塗り壁材として使われます。
ある程度強度もあり水にも強いという特徴があり、水回りや外壁に使われることも多いです。
燃えにくいのでお城や寺などに使われる素材です。
私どもが使用している「幻の漆喰」は、他の漆喰と違い「湿度」の調整の他に抜群の「消臭効果」や「化学物質の吸収及び分解」を半永久的にしてくれる優れものです。
3つ目は木材です。
木材と言っても、自然素材の家に使われる木材は「無垢材」のことで、一般的な集成材とは違って天然の木を使用し、接着剤なども使われていません。
フローリングやカウンターなどの内装材だけではなく、柱や土台などの構造材としても無垢材が使われています。
無垢材にもいくつかの種類があるので、ここで少し説明します。
1つ目はヒノキです。
強度があって耐久性にも優れているので、柱や土台として使われてきました。
また香りもあるので、気分を落ち着かせるといった効果もあります。
2つ目はスギです。
スギは生産量が多く加工しやすいという特徴があります。
構造材から内装材、家具にまで幅広く使われています。
3つ目はカラマツです。
先ほどのスギよりも硬く、粘り気があるのが特徴です。
最近よく見かけるようになった無垢材ですね。
耐久性が高いので構造材やフローリングなどに使用されます。
□自然素材の家のメリットとデメリット、住み心地を解説します!
次に自然素材のメリットやデメリット、住み心地などの基本情報をご紹介します。
メリットの1つ目は健康的な暮らしができることです。
集成材などに使われる接着剤は化学物質を出すのでシックハウス症候群を引き起こす可能性があります。
自然素材だと化学物質を使わないので、このような健康被害は少なくなります。
安全性の高い自然素材の家は家族の健康にとってもプラスになるでしょう。
2つ目は機能が備わっていることです。
蓄熱性や調湿性、消臭性などの機能が備わっています。
例えば無垢材は水分を吸収したり放出したりして、温度や湿度を一定に保ってくれます。
機械に頼っていたところを自然素材だと頼らずとも生活を快適にしてくれるのでマイホームの素材にはぴったりです。
一方でデメリットの1つ目はコストがかかることです。
自然素材は材料費や工費が高くなる傾向にあり、家の予算を抑えたい方にとっては適してないかもしれません。
ただし自然素材を標準的に使用した工務店やハウスメーカーに依頼すれば効率的に材料を調達したり職人を手配したりしてくれるでしょう。
会社選びも非常に重要なので次の項目で詳しく解説します。
2つ目はお手入れが必要なことです。
経年劣化で色や形が変わっていくので、新建材と比べると変化の様子を確認しながらお手入れを工夫する必要があります。
ただ、使用していく年数と共に劣化していく新建材と違って、自然素材は年数を重ねていけばいくほど「味わい」が出てくるところが大きな違いです。
□ハウスメーカーや工務店の選び方を解説!
会社選びをするときに重視したいポイントを2点解説します。
1つ目は外観や内装のデザインが好みに合うかどうか確認することです。
パンフレットを見ると好みのデザインのものと、そうでないものに分かれると思います。
見た目の好みが合うかどうかは重要な指標となるので、必ずチェックしましょう。
この時大手の会社だけでなくマイホームを建てる地域のエリアを専門とする中小の会社も確認することをおすすめします。
2つ目はモデルハウスや見学会に行くことです。
パンフレットだけでは分からない情報は実際に足を運びながら収集しましょう。
この家で長く快適に暮らせるかは実際に見てみないと分からない部分でもあります。
3つ目は問い合わせることです。
従業員との相性も重要ですが、直接問い合わせることでこの相性の良さを確認できます。
それに併せてアフターフォローまでしっかりと対応してくれるか、予算と坪単価があるかなども確認できると良いですね。
これらの点を意識して、こんな家に住みたいと感じる会社を絞っていきましょう。
当社は自然素材を中心とした、身体にやさしい家づくりをしておりますのでおりますのでぜひご相談ください。
□まとめ
この記事では、自然素材の家の住み心地について解説しました。
自然素材はその安全性と機能性からマイホームには最適な素材と言っても過言ではありません。
この記事を家づくりの参考にしていただけると幸いです。
2022年9月21日
新築をお考えの方へ!ロフトって必要?
新築をお考えの方で「ロフトを設置したい」と考えたことがある方も多いでしょう。
しかし周りにロフトを設置している人が少なかったり、どのように活用すれば良いか分からなかったりして一歩踏み出せない方もいるのではないでしょうか。
そこで今回はロフトのメリットや活用術について解説するので、新築を建てる際の参考にしていただければ幸いです。
□ロフトのメリットを解説!
そもそもロフトとは部屋の一部を二層式にした上部空間のことを言います。
屋根裏部屋という呼び方でなじみ深い方もいるでしょう。
ここでは新築一戸建てにロフトをつくるメリットを解説します。
1つ目はデッドスペースを活用できることです。
ロフトをつくる際には色んな制約がありますが、これらをクリアすると家の中の使われていない部分を活用できます。
比較的コンパクトな一戸建てをお考えの方はこのロフトがかなり重宝するかもしれません。
2つ目は多様な使い方ができることです。
ロフトは基本的には収納スペースとして使われますが、その他にも子どもが遊ぶスペースや趣味の部屋などの用途に使うことも可能です。
子どもは秘密基地のような空間を好むのでロフトは大人気になるかもしれません。
3つ目は部屋が広く見えることです。
ロフトを設けるために天井を高くすることによって空間に奥行きが生まれます。
部屋を広く見せたい方はリビングにロフトを設けることをおすすめします。
特に平屋の場合はロフトの効果を感じやすくなるでしょう。
□ロフト活用術をご紹介!
上記でも少しご紹介しましたが、ここではロフトの活用方法についてさらに詳しく解説します。
1つ目は物置として使うことです。
ただ、はしごの上り下りや物の出し入れが大きな負担になる可能性もあります。
このような心配をされている方は階段型収納を設置することをおすすめします。
安全にロフトへ上れるので安全性を心配する必要がありません。
2つ目は書斎や遊ぶスペースに活用することです。
子どもの遊び部屋にするメリットは下階からもロフトの気配を感じられるので、親も安心して遊ばせられることです。
遊び部屋にしたい場合は上記の理由からリビングにロフトを設けることをおすすめします。
□まとめ
この記事では新築をお考えの方に向けてロフトのメリットや活用方法について解説しました。
活用方法に困った方はぜひこの記事を参考にしてくださいね。
ご質問等ございましたらお気軽に弊社までお申し付けください。
2022年9月17日
新築をお考えの方へ!家事を効率化するアイデアを解説します!
「新築を考えているが家事を効率化できるようなアイデアが知りたい」「家事動線のアイデアについて知りたい」
この記事をご覧になっている方で、このようなお悩みを抱えている方は多いでしょう。
そこで、今回は家事を効率化できるアイデアと、家づくりのポイントについて解説します。
□家事を効率化できる新築づくりのポイントを解説します!
新築をお考えの方の中には、毎日の家事を効率良くできるような間取りにしたいと考えている方も多いと思います。
ここでは家事を効率化できる家づくりのポイントについて解説するので、ぜひ参考にしてくださいね。
1つ目はキッチンから外に出入りできる勝手口をつくることです。
食品などの買い物をキッチンに運べますし、生ごみや資源ごみを出す際にも玄関を経由する必要がないので便利です。
勝手口の床は土間やタイル仕上げにしておくと汚れが付きにくくなるので、ゴミ袋も置きやすく、清潔な空間を保てます。
2つ目は和室とリビングをつなげることです。
ダイニングやリビングと繋がった畳スペースは子育てをしている世代からも重宝される場合が多いです。
お子さんを寝かしつける時も畳に寝かすことで距離が近くなるので、安心して見守ることができます。
畳とリビングの間はふすまなどで区切って違う部屋にしてももちろん良いですが、つなげて1つの部屋に見せても素敵です。
□キッチン調理や片付けをスムーズにする家事動線のアイデアを解説!
キッチン周りは家事の代表ともいえる空間なので便利にしたいですよね。
ここではキッチン周りのちょっとした工夫をご紹介します。
1つ目はキッチン周辺の間取りを意識することです。
キッチンとシンク、冷蔵庫の位置を三角関係にすると動線がシンプルになり、家事の効率化が図れます。
基本的な間取りの情報ですが忘れやすい情報なので念頭に置くようにしてください。
2つ目はキッチンのそばにパントリーを設けることです。
パントリーとは食器や調理器具などを収納するスペースのことです。
キッチンの収納とは別に近くに置いておくだけで、移動のついでに必要なものを取り出しやすくなります。
あまり使わない調理器具や調味料はパントリーにしまっておくことをおすすめします。
□まとめ
この記事では、家事を効率化できる新築のアイデアについて解説しました。
勝手口を設けたり畳とリビングをつなげたりと様々なアイデアがあります。
この記事を家づくりの参考にしていただけると幸いです。
2022年9月14日
ビルトインガレージをつくって後悔した?メリットデメリットを解説
新築をお考えの方で「ビルトインガレージについて知りたい」と考えたことがある方も多いでしょう。
しかしビルトインガレージを設けたことで後悔したくないと考える方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は後悔した事例と後悔しないための方法について解説するので、新築を建てる際の参考にしていただければ幸いです。
□ビルトインガレージで後悔した事例をご紹介!
ビルトインガレージとは建物の中に組み込まれたスペースのことで、車などを駐車できます。
さまざまなメリットがありますが、設置して後悔した方も多いのが現状です。
ここでは具体的な後悔事例をご紹介します。
1つ目はガレージ部分が狭くて駐車する車の種類が限られることです。
車のサイズに合わせてガレージの広さを考えてしまうと、いざ車を変更することになっても駐車できないという事態に陥りかねません。
またスペースが狭すぎるとドアを開けた時に壁にぶつかってしまう可能性もあります。
できるだけスペースには余裕を持たせることをおすすめします。
2つ目は費用が思ったよりも高いことです。
シンプルなビルトインガレージでも一定の費用を必要とします。
また維持費用によっては広めにスペースを取ったことで固定資産税が高くなることも考えられます。
ビルトインガレージをつくったことで家計を圧迫することになったという事態に陥らないように、費用の計画は事前に立てておきましょう。
3つ目は間取りが制限されることです。
ビルトインガレージのスペースを確保しようとするあまり、他の居住スペースの自由度が下がることもあり得ます。
またガレージと居住スペースを行き来する際に階段を上り下りする必要があるので、高齢の方がいる家庭では行動が制限されてしまうでしょう。
もしビルトインガレージを撤去したいと思ってもリフォームをするのは現実的ではなく、結局我慢して生活するケースが多いです。
□後悔しないためにはどのような対策をすれば良い?
1つ目は費用を抑えるための工夫をすることです。
機能性やデザインなどを極限まで削ってシンプルなつくりのものにすると費用をグッと抑えられます。
ただ、使い心地にまで影響が出ないよう気を付けてください。
2つ目は将来の車選びを考慮することです。
将来的に車を変える可能性がある方は大きさや台数まで決めておいた方が良いでしょう。
柔軟に対応できるようなガレージづくりを心がけましょう。
□まとめ
この記事では新築をお考えの方に向けて、ビルトインガレージの後悔事例について解説しました。
費用面や空間の広さで後悔する方がいらっしゃいます。
後悔しないように費用面や将来の車選びなど十分に考慮しましょう。
ご質問等ございましたらお気軽に弊社までお申し付けください。
2022年9月11日