後悔しない家づくりの心得
住宅ローンの借入額の目安は年収の何倍?借入額を決める際のポイントも解説します!
この記事をご覧になっている方で住宅ローンの借入額を決めかねている方は多いでしょう。
家計を圧迫せず、無理のない範囲で返済していきたいですよね。
そこでこの記事では、年収から見た住宅ローン借入額の目安と、借入額を決めるポイントをご紹介します。
□住宅ローンの借入額の目安は年収の何倍?
住宅ローンの借入額は年収を基準にして決めることが可能です。
2019年のフラット35の調査によると、住宅ローンの借入額は年収の約7倍くらいが平均です。
年収300万円であれば2100万円くらい、年収600万円であれば4200万円程度住宅購入に充てる方が多いです。
つまり、この平均的な住宅購入価格から頭金を差し引いた金額が住宅ローンの借入額の目安となるわけです。
ただ、家づくりをすると住宅ローンの返済以外にも税金などさまざまな費用が必要になってきます。
そのため、無理なく返済を続けるには借入額の平均よりも少なめに設定すると安心です。
□借入額を決めるポイントを解説します!
借入額を決めるポイントは「手取りで考える」「無理のない返済計画にする」でしょうか。
1つ目は手取りで考えることです。
私たちが実際に使えるのは、額面から税金や社会保険料が差し引かれた後のお金で、これを手取りといいます。
実際に使えるお金は額面より少なくなるので、額面をもとに借入額を考えていると、家計を圧迫する可能性が高いです。
そのため、額面を基準に借入額を決めるようにしましょう。
2つ目は無理のない返済計画にすることです。
そのためには、住宅ローン以外の支出も資金計画の中に入れましょう。
特にお子様がいらっしゃる場合は、教育費の準備と並行して住宅ローンの返済を考えることになります。
返済計画を立てる際は長期的なライフプランを考慮しましょう。
□まとめ
住宅ローン借入額の目安と、借入額を決めるポイントを解説しました。
住宅ローンの借入額の目安は年収からある程度判断可能ですが、重要なのは無理せずに返済していけるかどうかです。
ライフプランや自己資金と照らし合わせながら借入額を決定してくださいね。
2022年5月12日
住宅性能表示制度とは?評価基準や等級について解説します!
みなさんは「住宅性能表示制度」という制度をご存じでしょうか。
この制度を利用すると、住まいを国が定めた同じ物差しで比較できるようになります。
この記事では住宅性能表示制度について詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。
□住宅性能表示制度の概要を解説します!
住宅性能表示制度とは、住まいの性能が適切に評価され、安心して購入できる市場を実現するための制度です。
この制度は2000年に施行された「住宅の品質確保の促進等に関する法律」に基づいています。
住宅性能表示制度には、「設計住宅性能評価書」「建設住宅性能評価書」という2つの書類が存在します。
前者には設計図の段階での評価結果が、後者には施工段階や完成段階での検査の評価結果が記載されています。
この制度を適用することによって、さまざまなメリットを得られます。
具体的には、住宅ローンの金利が優遇されたり、地震保険料の割引が受けられたりします。
ただし、この制度を利用するには、全国各地の第三者機関に住宅の評価を依頼する必要があるので、ぜひ知っておいてくださいね。
□住宅性能表示制度の等級をご紹介!
住宅性能表示制度は等級によって項目がランク付けされています。
ここでは4種類の必須項目をご紹介します。
1つ目は構造の安定です。
構造安定の等級は、耐震性をはじめとした建物の強度を評価したものです。
等級1は数百年に1度の地震に耐えうる強度を持っています。
等級2はその1.25倍、等級3は1.5倍の強度です。
2つ目は劣化の軽減です。
劣化の軽減の等級は、サビや腐敗などによる劣化への対策が、どれだけ講じられているのかを評価したものです。
3つ目は維持管理、更新への配慮です。
この等級は、メンテナンスが必要な給水管やガス管の補修のしやすさを評価したものです。
等級2だと、配管をコンクリートに埋め込まないなど、維持管理する際の基本的な措置が備わっています。
4つ目は温熱環境です。
温室環境の等級は、冷暖房を使用した際に排出されるエネルギーを削減するための対策を評価しています。
この等級は「断熱等性能等級」「一次エネルギー消費量等級」の2つに分かれています。
□まとめ
住宅性能表示制度について解説しました。
住宅性能表示制度を利用すると、住まいの性能を一歩引いた目で見れるようになります。
また、住宅ローンや地震保険の優遇を受けられたりもできますよ。
ただ、それぞれの適合証明を取得するのに費用はかかりますのでお忘れなく!
2022年5月10日
家事室とは?メリットや注意点をご紹介します!
「家事の効率を上げたい」
このようにお考えの方は多いでしょう。
そんな方におすすめなのが「家事室」です。
この記事では、家事室のメリットと注意点をご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
□家事室とは?メリットも解説します!
そもそも家事室とは何なのでしょうか。
これは、衣服を洗濯したり、干したり、畳んだりする作業を行う場所として表現されることが多く、ユーティリティルームとも呼ばれます。
家事室のメリットとして挙げられるのが、作業効率が大幅にアップすること。
洗濯に関する作業を一ヶ所で行え、いちいち移動する必要がありません。
さらに他の家事とも連動できれば、動線が楽になります。
リビングや和室で部屋干しすると、衣服からのホコリで室内が汚れてしまうことがあります。
しかし、家事室があることによって、ホコリが落ちる範囲が限定され、掃除の負担も小さくなるのです。
リビングで洗濯物が目に入らなければ、生活感も減らせるのでより快適な空間に仕上げられるでしょう。
□家事室を作る際の注意点をご紹介!
ここまで家事室のメリットをご紹介してきましたが、良いことばかりではありません。
いくつか注意しなければならないことがあります。
まずは建物面積が大きくなることです。
家事室を作るということは部屋を1つ追加するということです。
そのため、一室分だけ建設面積が大きくなります。
特に平屋の場合であれば、敷地に余裕がないと建築可能な面積をオーバーしてしまう可能性があります。
また、LDKなど他の部屋を削らなくてはならないかもしれません。
建設面積の増加に伴って、建物にかかる金額も上がるので、予算との兼ね合いを考えて家づくりを進めていってくださいね。
次は作ってはみたものの、実際にはあまり利用しないことです。
「収納スペースとして利用している」「実際はあまり使っていない」
このように家事室を作った方の話を聞いていると、本来の使い道から外れていたり、そもそも使っていなかったりする方が多いです。
家事室が人気であっても必ずしもそれが自分たちの生活に必要かどうかはわかりません。
家族のライフスタイルを考慮して導入するかどうかを決めると良いでしょう。
□まとめ
家事室のメリットや注意点を解説しました。
家事室は家事動線を効率化してくれますが、それだけではなく趣味の部屋としても利用でき、幅広い使い方に対応しています。
部屋の配置やバランスを考えて、導入を検討してくださいね。
2022年5月6日
調湿効果の高い木材とは?をご紹介します!
「ジメジメした時期でも快適な暮らしを送りたい」
「調湿効果があると言われている木材とは?」
このようにお考えの方は多いでしょう。
雨が多い梅雨の時期でも、暮らしやすい生活を実現したいですよね。
そこでこの記事では、調湿効果のある木材をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
□無垢材は湿気に強いです!
基本的に、調湿効果の高い木材と言われているのは「無垢材」です。
これは天然木から取り出した木を一枚の板に加工した自然素材のことをいいます。
そして、同じ天然木でも「自然乾燥」の木材方が香りも豊かで調湿効果は高いといわれています。
構造材や内装材としてよく使用され、近年では無垢材を床に使用した無垢フローリングが高い人気を誇っています。
無垢材は天然の木であり、呼吸を絶えず続けています。
これによって、室内の湿度が高ければ湿気を吸収して、逆に湿度が低いと湿気を放出します。
このメカニズムで室内の湿度を調節しているのです。
自動で室内の湿度を調節してくれるため、結露が起こりにくくなりシロアリ発生の抑止にも効果的です。
その結果、住まいの耐久性が向上するのです。
シロアリだけではなく、カビやダニの発生も防止できるため、健康被害のリスクも抑えられます。
ただ、無垢材でもウレタンなどの塗装やワックスを塗布してしまうと、表面に膜を貼ってしまう事になりますので、調湿効果も落ちますし、肌触りや木の香りであるアロマ効果も楽しむことは出来なくなりますので、使用場所によって変える事も大事だと思います。
無垢材を住まいに取り入れることで、快適な生活が実現できるでしょう。
□まとめ
自然素材を積極的に取り入れた家づくりをお考えの方は、色々な樹種についても調べてみてくださいね。
当社では自然素材を取り入れるだけではなく、耐震性能や暮らしやすさにもこだわった家づくりをしておりますので、ぜひご相談ください。
2022年5月2日
宅配ボックスのメリットとは?種類もご紹介します!
近年、宅配は多くの方に利用されており、私たちの生活を大変便利にしてくれています。
しかし、家を空けている時に受け取ることができず、再配達の手続きで受け取る側も配達する側も手を煩わせることが増えています。
そこで、普及しているのが宅配ボックスです。
今回は宅配ボックスのメリットと、種類について紹介します。
□宅配ボックスのメリットとは?
まずはなんといっても、不在時に荷物を受け取れることです。
宅配ボックスがなければ、不在票にしたがって所定の手続きをする必要があります。
共働きのご家庭や、ネットショッピングを頻繁に利用する方におすすめです。
次に、設置スタイルやサイズを選べることです。
住宅の種類や周辺環境によって、工事ができなかったり、サイズが合わなかったりすることがあるかもしれません。
しかし、宅配ボックスはいろんな種類があるため、住宅に合ったものを選べます。
そして、電気工事が不要なことも挙げられますね。
宅配ボックスの中には、電気工事をしないで設置できるものがあります。
後付けを検討されている方には、家を傷つけずに設置できるため、非常に嬉しいポイントになるでしょう。
□宅配ボックスの種類について
ここでは、宅配ボックスの種類を3つ紹介します。
1つ目は、備え付けタイプです。
これは、マンションや新築の物件に設置してあることが多く、操作が簡単なのが特徴です。
トラブルが発生しづらく、頑丈な作りになっています。
しかし、かなり高価な物であるため、設置場所が限られてくることがあります。
2つ目は、工事設置タイプです。
これは、戸建ての家で使われることが多いです。
家に後付けでき、比較的安いというメリットがあります。
頑丈な作りになっているため、屋外でも安心して利用できるでしょう。
また、押印機能がついているものもあり、シャチハタをセットするだけで受領印に捺印までできます。
ただし、集合住宅や賃貸にお住まいの方は設置できない可能性があるので、気をつけましょう。
3つ目は、簡易設置タイプです。
工事が不要で、簡単に設置できるのが特徴であり、賃貸や集合住宅にお住まいの方におすすめのタイプです。
しかし、防犯性が劣っている商品もあるため、防犯性の高い商品を見極めて選ぶようにしましょう。
□まとめ
今回は宅配ボックスのメリットと、種類について紹介しました。
宅配ボックスのメリットとは、不在時に荷物を受け取れること、設置スタイルやサイズを選べることなどです。
宅配ボックスの種類は、備え付けのものと、工事設置が必要なもの、簡易設置のものの3種類です。
ぜひ導入を検討してみてください。
2022年4月28日