後悔しない家づくりの心得
木の家の良さって何?魅力を紹介します!
木の家の良さを知りたいという方は少なくありません。
そこでこの記事では木の家の魅力と木の家を選んで後悔するケースをご紹介します。
ぜひ参考にしてください。
□木の家の良さとは?
木の家の魅力は主に以下の3つです。
1.耐久性が高い
2.自動で湿度を調節できる
3.有害な化学物質が発生しない
- 耐久性が高いこと
多くの方は誤解していますが、実は木材は非常に耐久性が高いのです。
実際、木材とコンクリート、岩の耐久性のテストをしたところ木材が引っ張りや圧縮、曲げに対する強度が最も高いことが分かっています。
つまり、地震や台風のような災害に対する耐久性が最も高いのが木の家なのです。
- 自動で湿度を調節できること
自然素材には調湿作用という、室内の湿気を調整する働きがあります。
ジメジメした日には湿気を吸収、乾燥した日には湿気を放出します。
このようにして室内の湿度を快適に保ってくれるのです。
「冷暖房を使わずに快適な空間を維持したい」
そう思っている方は自然素材を使った家づくりを検討してみてはいかがでしょうか。
- 有害な化学物質が発生しないこと
木の家では天然素材がふんだんに使用されるため、人体に悪影響を与える化学物質の発生を抑えられます。
化学物質が主な原因であるシックハウス症候群のような病気のリスクを回避できるのは非常に魅力的ではないでしょうか。
□木の家づくりで後悔するケースには何がある?
*見た目を優先しすぎてしまった
「住まいの見た目を優先しすぎてしまった結果、性能が悪くなってしまった」
このような失敗を経験する方がいらっしゃいます。
木材は本来断熱性が高いですが、最適な工事をしないと、気密性が低くなってしまいます。
気密性が低いということは、家の隙間が多いということ。
外からの冷たい外気によって室内が冷やされてしまう恐れがあります。
そのため、見た目だけを優先するのではなく機能性も重視しましょう。
*予算を大幅にオーバーしてしまった
高性能な住まいを建てようとするあまり、いつの間にか予算を大幅にオーバーしているケースがあります。
これだけは絶対に実現させたい、というような部分にはしっかりお金をかけて良いですが、優先順位をつけることを怠らないようにしましょう。
□まとめ
今回は木の家の魅力と木の家づくりで後悔するケースをご紹介しました。
今回紹介したケースを参考に、後悔のない家づくりを進めていってくださいね。
2022年1月1日
集成材と無垢材の特徴は?徹底比較します!
「集成材と無垢材の違いがわからない」
「それぞれを比較したい」
このようにお思いの方は多いでしょう。
たしかに、両方とも木材であるため違いが分かりづらいですよね。
そこでこの記事では集成材と無垢材の違いとそれぞれの特徴をご紹介します。
この記事を家づくりの参考にしていただければ幸いです。
□集成材と無垢材の違いとは?
集成材とは、ノコギリなどを用いて切った木の板を乾燥させてから接着剤で接合した木材のことです。
もともとはドイツで生まれたのですが、最近は日本の家屋にも多く使用されています。
加工がしやすく、大工さんの腕によってクオリティに差が出ない点が特徴です。
一方で無垢材とは、天然の木をそのまま使った木材のことです。
伐採した木を柱や梁の形に整えて利用されています。
□それぞれのメリットをご紹介します!
ではこれらのメリットをそれぞれご紹介します。
集成材のメリットとして代表的なのが「反りが出にくいこと」です。
集成材は強度やしなやかさの異なる木材を重ねて加工しています。
そのため、強度が均等で無垢材と比較して変形しにくいです。
ただ、複数の木材を接着剤で繋ぎ合わせているので接着剤が劣化してしまうとそれに伴って集成材の強度も低下することを注意しましょう。
また、接着剤には人体に有害な物質が含まれていることもあり、シックハウス症候群の原因になってしまう恐れもあります。
一方、無垢材の特徴として代表的なのが調湿作用がある点です。
調湿作用とは室内の湿気を調節する機能のことで、空間を快適に保ってくれます。
室内がジメジメしていれば湿気を吸い取り、乾燥していれば湿気を放出します。
無垢材が室内の湿気調節を担ってくれるためいつでも快適な空間になります。
また、経年変化を楽しめる点でも無垢材は魅力的です。
天然の木ならではの質感を楽しみつつ、長年愛用することで全体的に飴色になっていき、あじが出てきます。
人体に有害な化学物質が含まれていない点も大きなメリットです。
「いつまでも健康で快適な生活を送りたい」
そのようにお考えの方は無垢材を使った家づくりをしてみてはいかがでしょうか。
□まとめ
今回は集成材と無垢材の比較と、それぞれの特徴について解説しました。
それぞれには違った魅力があるということをお分かりいただけたと思います。
当社では今回ご紹介した無垢材をはじめとした自然素材での家づくりに力を入れております。
自然の温もりを感じたい、そんな方はぜひ当社にご相談ください。
2021年12月28日
長持ちする家にするためにはどのような構造が良い?
「どうすれば長持ちする家にできるのかわからない」
このようなお悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。
せっかくマイホームを建てるのなら、いつまでも快適に暮らせる構造にしたいですよね。
そこでこの記事では長持ちしない家の特徴と長持ちさせるためのポイントをご紹介します。
□長持ちしない家の特徴には何がある?
長持ちしない家の特徴は以下の3つです。
・立地条件が悪い
・隣の家と距離が近い
・床下に入れない
1つ目の特徴は立地条件が悪いことです。
家を長持ちさせようと、建物そのものに注目してしまいがちですが、そもそもその建物がどこに建っているのかというのも非常に重要なポイントです。
実際、熊本地震が起こった際には、立地が悪い場所では耐震性が高いものも含めた建物の倒壊が相次いだそうです。
そのため、建物の構造だけではなく地盤も災害に強いかどうか判断する必要があります。
2つ目の特徴は隣の家と距離が近いことです。
隣の家と間隔が近いと、建物のメンテナンスが難しくなります。
「外壁の塗装が剥がれてきたから、塗装でメンテナンスしたい」
こう思っても隣との距離が近いと、足場を十分に組めず高所での修繕が困難です。
3つ目は床下に入れないことです。
長期間同じ住まいで生活していると、配管での水漏れのような水関係のトラブルに巻き込まれる可能性もあるでしょう。
その際に、住まいの床下に潜って修理する必要があります。
しかし、床下に簡単に入れないと、このメンテナンスができません。
この状態を放置しているとシロアリ被害にも発展してしまいます。
□家を長持ちさせるためにはどうすれば良い?
ここまで、長持ちしない家の特徴をご紹介しました。
では逆に、家を長持ちさせるにはどうすれば良いのでしょうか。
意識したいのは「災害に強くすること」と「メンテナンスがしやすいこと」の2つです。
当然ですが、住まいを災害に強くできれば長持ちさせられます。
災害に弱いと外壁などがひび割れし、寿命が縮んでしまうからです。
また、先ほども申し上げたように、メンテナンスがしづらいと住まいがどんどん劣化してしまいます。
外壁や屋根の塗装、床下の配管メンテナンスがしやすいような構造が良いでしょう。
□まとめ
長持ちしない家の特徴と長持ちさせるための条件をご紹介しました。
今回ご紹介したようなポイントを参考にして、長持ちする家を立ててくださいね。
また、当社では家づくりに関するお問い合わせを受け付けていますので、ぜひご相談ください。
2021年12月24日
夏は涼しく冬は暖かい家にするための工夫をご紹介します!
「一年中快適な家にしたいけれど、どんなことに気をつければ良いのかわからない」
そのような方は多いでしょう。
そこでこの記事では、快適な家とはそもそもどんなものなのか、夏は涼しく冬は暖かい家はどのように工夫すれば実現できるのかについて解説します。
□夏は涼しく冬は暖かい家ってどんな家?
一般的な住まいでは、夏は暑くベタベタしており、冬は寒く乾燥しているでしょう。
そして夏でも涼しく、冬でも暖かくするために冷暖房を使用すると思います。
しかし、冷暖房ばかりに頼っていても、光熱費が高額になるだけですよね。
そこで注目されたのが壁や天井に使われる自然素材なのです。
自然素材には調湿作用があり、室内の湿度が高い時には湿気を吸収し、湿度が低い時には湿気を放出してくれます。
このようなメカニズムで夏は涼しく、冬は暖かい住まいを実現できるのです。
□一年中快適な家にするための方法をご紹介!
では、どのようにしたら夏は涼しく冬は暖かい家を作れるのでしょうか。
意識したいのは「断熱化」「気密化」「風の動きを読む」の3つです。
それぞれ解説していきます。
まずは断熱化です。
断熱化というのは、外気からの影響を受けないようにすることです。
建物自体に断熱材を使用して断熱性を確保するのが現在の主流になっています。
断熱性を向上させることで、冬に暖房を使っているのになかなか暖かくならない、といった現象を防げます。
次は気密化です。
気密化はできる限り住まいの隙間をなくすことで、外から侵入してくる空気を減らすという考え方です。
なぜか冬に室内で冷たい風が感じられる、なんてことはありませんか。
これは気密性が低く、外気が室内に侵入してきた証拠なのです。
日頃あまり気づかない場所からの隙間風によって、室内の快適な空気がロスされています。
例えば、床と壁、コンセントの取り付け場所からの隙間風などが有名です。
最後は風の動きを読むことです。
たまには外からの爽やかな風も取り入れたいですよね。
そのためには建築予定地での風向きを読む必要があります。
季節によって風の向きは変わりますから、それを生かした家づくりをすると良いでしょう。
□まとめ
今回は夏は涼しく冬は暖かい工夫の方法について解説しました。
当社ではそんな住まいを作るのに重要である自然素材を取り扱っております。
特に漆喰に関しましては、光触媒の効果で半永久的にクリーンな空間を保てる「幻の漆喰」を扱っております。
自然素材を使って快適な住まいを実現したい方はぜひ当社にご相談ください。
2021年12月20日
木造住宅は地震に弱い?地震に強い家にするためのポイントをご紹介!
「木の家を建てたいけれど、地震に弱そうで不安」
このように思っている方は少なくないでしょう。
実は木の家は地震に強い家であることをご存知でしょうか。
この記事では木が地震に強い理由と、木造住宅を建てる際に確認したいポイントをご紹介します。
□実は木は地震に強い!?
みなさんはコンクリートや石に比べ、木は強度が低いと思っていませんか。
しかし実は木は強度が高いのです。
実際、木材と岩、コンクリートの強度をテストすると、木材は岩の2倍、コンクリートの6倍の強度を有していることが実験によりわかっています。
そして、地震エネルギーは建物の重量に比例します。
そのため軽量であればあるほど、地震エネルギーが小さくなり、建物の被害が抑えられるのです。
つまり、これらの材料の中で最も軽量である木材が地震に対する耐久性があるとわかるでしょう。
この点からも木は地震に強いと言えます。
□木造住宅を建てる際に意識したいポイントとは?
では、どのような点に気をつけて家づくりを進めていけば良いのでしょうか。
木造住宅を建てる際には「地盤の強さ」「耐震等級」「施工会社」の3つを確認しましょう。
まずは地盤の強さです。
地震に強い家づくりをしようと、つい建物だけに目が行きがちです。
しかし、どんなに耐震性の高い家を建ててもその土地の地盤が安定していないと、倒壊してしまいます。
2016年に発生した熊本地震では耐震等級が3の建物でも、地盤が悪い場所では倒壊が起こったそうです。
次は耐震等級です。
耐震等級とは、地震に対する強さを1から3まででランク付けしたものです。
耐震等級3の建物が最も強度が高く、安心でしょう。
ただ、先ほども申し上げたように、いくら耐震等級が3でも地盤の状況によっては倒壊する危険性があることを頭に入れておきましょう。
最後は施工会社です。
耐震性を高めるには、現場で品質管理や作業が徹底されている必要があります。
木造住宅を検討する際には、信頼できる施工会社を選ぶようにしましょう。
自然素材にこだわった家づくりが当社の強みですので、いつまでも快適に暮らせるような住まいをお考えの方はぜひ当社にご相談ください。
□まとめ
今回は木造住宅を建てる際に確認しておくべきポイントをご紹介しました。
地盤の強さ、耐震等級、施工会社の3つに注意して家づくりを進めていってくださいね。
当社では家づくりに関するお問い合わせを受け付けておりますので、疑問がありましたらお気軽にご質問ください。
2021年12月16日