後悔しない家づくりの心得
暖かい空間にいるだけで健康にいい
私たちのカラダは、健康を保持するためには体温が36.5℃前後が良いのだそうです。
室内の温度は程良い温度より10℃前後の空間にいることが良いとされているため、室内の快適な温度は27~28℃前後だという事になります。
低い気温の空間で過ごすとカラダに異常をきたすことが多くなると言われており、免疫力が低下するという事が医学的に証明されています。
室内の寒暖差をなくすことがヒートショック予防につながるという事が国の調査でもわかってきているので、『省エネ住宅』と『健康』の関係性を国土交通省や厚生労働省などで情報公開を行っています。
温度差が少なく空気がきれい、冷暖房費が安く耐久性が高いといったメリットのある省エネ住宅ですが、住宅性能もさることながら、住む人の健康を保持し、医療費削減に大きく関わってくるので、国としても力を入れているようです。
2024年3月23日
長期優良住宅ってなあに?
『初めての家づくり』をされる皆さんに、今回は『長期優良住宅』についてわかりやすくご説明していきたいと思います。
長期優良住宅のついて
国が定めた耐震性や耐久性能などの審査基準があり、その基準を全てクリアした住宅の事を『長期優良住宅』といいます。
2022年10月から長期優良住宅の認定基準が改正され、今までよりも更に高い省エネ性能が求められています。
長期優良の主な認定基準耐震性
省エネルギー性
居住環境
維持保全計画
維持管理・更新の容易性
2024年3月16日
家と健康の関係性について
1寒さも一段と厳しくなって参りましたね。タイトルだけ見ると家と脳にはどういった関係があるの?と不思議に思ってしまいますね(*^-^*)
今回は住まいの環境と体の健康について長年研究している慶應義塾大学理工学部の伊香賀俊治教授の研究結果を拝見したので、ちょっとお話したいと思います。
冬に寒い家に住んでいると、”脳の神経細胞の質”が悪くなるという衝撃的な事実が明らかになったという記事を見つけました。
2016年から毎年調査を積み重ねるなかで、最新解析では「冬場に1度温かい家に住むと、脳神経が2歳若くなる」ことがわかったというのです。
「冬場に1度温かい家に住むと、脳神経が2歳若くなる」
「40代から80代まで150人の神経の質などを点数化すると、冬の間、居間の室温が低い家で暮らす人と比べて、室内が5度暖かい家で暮らす人は脳年齢が10歳若く保てるという結果が出ました。
寒い家は部屋ごとの室温の変化が激しい事が多い事で起こる症状は以下の通りです。
- 脳の劣化が早くなってしてしまう
- 高血圧症や動脈硬化を発症しやすくなる
- 夜間頻尿リスクが高まる
- 自律神経や睡眠を乱す
こういった研究結果が出たそうです。
2024年3月9日
知ってますか?ライフサイクルコスト
新築でお住まいづくりをお考えの皆さんは、『ライフサイクルコスト』という言葉をご存じですか?
普段あまり耳にしない言葉かと思いますが、実は皆さんの普段の生活に密接に関係しているんです♪
毎日のスーパーでのお買い物や洋服、そして車や電化製品なども当てはまる、この『ライフサイクルコスト』
賢い人は「価格」よりも常にライフサイクルコストを考えています。それでは一体その『ライフサイクルコスト』とは?一体何なのでしょうか?
『家づくり』にも大きく関わってくるので、ここで分かりやすくご説明していきたいと思います。
2024年3月2日
住み心地がいい家とは
皆さんは「住み心地が良い家」というと具体的にどんな家だと思われますか?
家は心も体もリラックスする場所になりますので、デザインや性能など色々とこだわりたいと考える方も多いのではないでしょうか。
今回は、多くの人が考える住み心地が良い家はどんな家なのか、住み心地の良さを実現する工夫や、性能についてご紹介してみたいと思います。
住み心地のポイント
- 生活動線が考えられている
- 家族のコミュニケーションがとりやすい
- 趣味や作業がはかどる余裕のスペースがある
- 収納が豊富で便利
- 夏は涼しく冬は暖かい
- 家族みんなが健康に過ごせる
2024年2月24日