後悔しない家づくりの心得
地震対策として家の中でできる事
地震は、いつ、どのような状況で発生するかわかりません。自分や家族の身の安全を守るためにも、日頃から備えておくことが大切です。
建物に関しては、日本の法律によって「耐震基準」が厳しく定められているので震度7クラスの震度でも損傷しない様改正を続けており現行の耐震基準において建てられた家はかなり耐震に強いものとなっております。
家具の転倒による圧死が多い
地震で亡くなられるケースのうち、特に多いのが家屋や家具の転倒による圧死です。
淡路大震災で亡くなった方の約4分の3は圧死というデータがあります。なかには倒壊した家具や家屋の下敷きとなり脱出できずに焼死された方も多かったという報告がなされています。
自宅の地震対策としてできる事
自宅で行うべき主な地震対策として以下の6点が挙げられます。
- 家具の配置や向きを見直す
- 家具や家電の転倒・落下の防止対策をする
- 避難場所や避難ルートを把握する
- 備蓄や防災用品を準備する
- 安否確認方法を話し合う
- 停電時にも使える電気を確保する
この中でも家具の転倒・落下の防止対策についてご紹介します(*^-^*)
- 背の高い家具(タンス・棚など)
〇L字金具やポール式器具などを使って壁や天井に固定する
〇収容仏の落下防止のために扉に止め金具をつける
〇重いものは下の方に、軽いものは上の方に収納して重心を重くする
- 背の高い家具(冷蔵庫など)
〇冷蔵庫と天井の間に突っ張り棒を設置する
〇冷蔵庫と壁をベルトで固定する
- テレビ
〇粘着マットや滑り止めを敷く
〇ワイヤーなどを使って裏側をテレビ台や壁に固定する
- 窓ガラス・家具に使われているガラス
〇ガラス面に飛散防止フィルムを貼る
〇強化ガラスに張り替える
出来る事から進めましょう。
地震はいつ、どのような状況で発生するかわかりません。
突然の地震から生命を守るためには、耐震補強や家具の転倒防止などの対策を十分に行ったうえで、安否の連絡や避難方法など適切な対応を行えるよう手順を決めておくことが重要です。
家族みんなでぜひ話し合ってみてくださいね♪
2025年3月1日