後悔しない家づくりの心得
ファミリークローゼットの必要性とは?
この記事をご覧の皆さんは
「ファミリークローゼットって本当に必要なのかな」「メリットとデメリットについて詳しく知りたい」
このように思われた方はいらっしゃいませんか?
そこで、今回はファミリークローゼットのメリットとデメリットについてご紹介します。
□ファミリークローゼットのメリットをご紹介!
家を建てる際にしっかりと考えておきたいのが収納スペースです。
ものをたくさん収納できるだけでなく、使いたいときに取り出しやすいかどうかが重要です。
これらの点から考えるとファミリークローゼットは人が入れるクローゼットなので快適な収納と言えるでしょう。
ここではファミリークローゼットのメリットについて解説します。
1つ目はファミリークローゼット内で着替えられることです。
ある程度広さがある場合は衣類を取り出したついでに着替えも可能です。
扉を閉めれば独立したスペースになり、寝室に人がいても気にする必要がありません。
2つ目は整理整頓がしやすいことです。
タンスなどに衣類を収納すると季節ごとに衣替えをする必要がありますが、ファミリークローゼットならその必要がありません。
季節ごとに衣類の場所を決めておけば、スムーズに洋服選びができます。
3つ目は衣類以外も収納できることです。
布団乾燥機や暖房器具、アイロンなども収納可能です。
1つにまとめることで部屋がすっきりして見えます。
□ファミリークローゼットのデメリットをご紹介!
1つ目はカビ。
調湿効果の無いビニールクロスや合板製フロアー材を使った、壁や天井材を使用している場合は、カビの心配があることです。
収納力が抜群なので衣類以外にも靴やカバン、クリスマスツリーまでまとめて収納される方が多いようです。
そうするとだんだん物があふれかえってしまい、通気性が悪くなります。
最悪カビを生やす恐れもあるので、整理整頓して、通気性にだけは注意しましょう。
ただ、調湿効果のある「塗り壁」や、床に「無垢材の木」を使っている場合は梅雨でも大丈夫ですよ。
2つ目はコストがかかることです。
スペースを設ける分コストがかかるのと、また維持費もかかるので予算を削減したい方にとってはおすすめできません。
上述したようにしっかりと維持できないとカビの恐れもあるので、内装や仕上げ材の投資は惜しまない方が良いでしょう。
□まとめ
メリットデメリット両方あるので、迷っている方はそれぞれを把握したうえで検討するようにしてください。
この記事を家づくりをする際の参考にしていただけると幸いです。
2022年8月2日