後悔しない家づくりの心得
ビルトインガレージをつくって後悔した?メリットデメリットを解説
新築をお考えの方で「ビルトインガレージについて知りたい」と考えたことがある方も多いでしょう。
しかしビルトインガレージを設けたことで後悔したくないと考える方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は後悔した事例と後悔しないための方法について解説するので、新築を建てる際の参考にしていただければ幸いです。
□ビルトインガレージで後悔した事例をご紹介!
ビルトインガレージとは建物の中に組み込まれたスペースのことで、車などを駐車できます。
さまざまなメリットがありますが、設置して後悔した方も多いのが現状です。
ここでは具体的な後悔事例をご紹介します。
1つ目はガレージ部分が狭くて駐車する車の種類が限られることです。
車のサイズに合わせてガレージの広さを考えてしまうと、いざ車を変更することになっても駐車できないという事態に陥りかねません。
またスペースが狭すぎるとドアを開けた時に壁にぶつかってしまう可能性もあります。
できるだけスペースには余裕を持たせることをおすすめします。
2つ目は費用が思ったよりも高いことです。
シンプルなビルトインガレージでも一定の費用を必要とします。
また維持費用によっては広めにスペースを取ったことで固定資産税が高くなることも考えられます。
ビルトインガレージをつくったことで家計を圧迫することになったという事態に陥らないように、費用の計画は事前に立てておきましょう。
3つ目は間取りが制限されることです。
ビルトインガレージのスペースを確保しようとするあまり、他の居住スペースの自由度が下がることもあり得ます。
またガレージと居住スペースを行き来する際に階段を上り下りする必要があるので、高齢の方がいる家庭では行動が制限されてしまうでしょう。
もしビルトインガレージを撤去したいと思ってもリフォームをするのは現実的ではなく、結局我慢して生活するケースが多いです。
□後悔しないためにはどのような対策をすれば良い?
1つ目は費用を抑えるための工夫をすることです。
機能性やデザインなどを極限まで削ってシンプルなつくりのものにすると費用をグッと抑えられます。
ただ、使い心地にまで影響が出ないよう気を付けてください。
2つ目は将来の車選びを考慮することです。
将来的に車を変える可能性がある方は大きさや台数まで決めておいた方が良いでしょう。
柔軟に対応できるようなガレージづくりを心がけましょう。
□まとめ
この記事では新築をお考えの方に向けて、ビルトインガレージの後悔事例について解説しました。
費用面や空間の広さで後悔する方がいらっしゃいます。
後悔しないように費用面や将来の車選びなど十分に考慮しましょう。
ご質問等ございましたらお気軽に弊社までお申し付けください。
2022年9月11日