後悔しない家づくりの心得
床の穴の謎??
初めて完成見学会にいらっしゃる方や、体感モデルハウスにご来場くださるお客様に聞かれる事があります。
↑この穴を埋めているこの部分は何ですか???
無垢材の床をまじまじと見る機会はそうないと思いますのでぜひここでご紹介したいと思います(*^-^*)
まずはこの穴の部分を説明するために、木本来の仕組みについて触れながらご説明いたします♪
この部分は「木の節」という部分にあたります。
木は、枝を切ったり、自然と折れたり、そして腐ったりと・・・繰り返しながら、長い年数をかけて成長していきます。
長い年月をかけて枝だった部分が年輪に取り込まれ、幹の一部となって育っていくのです。
こうやって幹の年輪に取り込まれた「枝であった部分」が「木の節」と言われる部分になるのです(/・ω・)✨
「木の節」にも、色々種類があり、「生き節」や「死に節」「抜け節」等があります。
生きている節は木と一体化しているのでそのまま使用できますが、硬くなってしまったり、部分的に欠けてしまったりした節の部分をそのままにしておくと、ヒビが入って割れてしまったり、ごわついた硬さが足裏に触った時に心地悪くなりますので、床にとってもよろしくありません。
そこで行うのが「穴埋め」「節埋め」と言われる作業になります。
私たちの使用している「音響熟成木材」は木材を選別し、ひとうひとつ手作業で丁寧に穴埋め作業を行います。
この部分に使用する材料ももちろん全てが自然素材からできた成分のものしか使用しておりません。
これがうづくりの床で見た「穴の部分」という訳ですね(*^-^*)
このこだわりと丁寧な作業ひとつひとつを積み重ねていくことが、家族と長い時間住まう住まいへの快適さと信頼へ繋がっていくのだと思っています♪
ぜひ体感モデルにご来場した際はこの床の節までじっくり見て、実際に感じていただけたら嬉しいです。
2023年8月12日