後悔しない家づくりの心得
調湿されるとなぜ快適と感じるのか?
生活する上で、冬には室内の乾燥が気になり、梅雨になるとジメジメとした湿気で不快な気分になったりと、不快な経験をされた方は必ずいらっしゃる事かと思います。
そもそも加湿や除湿による湿度の違いで快適さや不快さの感じ方が変わるのは一体なぜなんだろうという、まずはその『なぜ不快に感じるのか?』という『湿度』の仕組みについてお話したいと思います。
湿度とは、空気中の水分の割合の事を指します。
同じ温度の環境にいたとしても、湿度が高い所は『暑く』(暖かく)感じ、湿度が低い所は『寒く』(涼しく)感じます。
同じ温度なのに湿度によって温度の感じ方が変化するというのはとても不思議ですよねぇ(/・ω・)/✨
そして湿度を適切な状態に調節する事を『調湿』と言います。
調湿する方法としては、除湿器や加湿器によって人工的に湿度を調整する方法と、建築材料などの特性をうまく活用するという自然に調節する方法の2つがあります。
調湿すると衛生的で気持ちよく快適に過ごせる
いくら室温が適切であったとしても、湿度が高ければ、暑さを感じる事もありますし、逆に空気が乾燥していれば寒さを感じてしまうという事になります。
そのため、いくらエアコンなどの空調をつけっぱなしにしていても、心地よい環境は整いません。
空調機器による温度調節に頼り過ぎず、湿度も調節する事で、カビやダニなどの繁殖を抑制するだけではなく、体に負荷が少なく気持ちの良い室内環境が整います♪
快適な室内環境を整えるカギを握るのは、温度の調節ではなく、『調湿』という事になりますね。
日中家にいる事が多い方や、長時間ペットに留守番をさせているような環境にいらっしゃるご家庭の方は、ぜひ家の湿度についてご家庭で話してみてほしいと思います(*^-^*)
設計工房イズムでは特別な漆喰を使用しています。
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2023年8月14日