研修行ってきました!
「高気密・高断熱住宅の問題と解決方法」エコハウス研究会セミナーIN大阪、行ってきました!
私たち「外断熱の地中熱活用住宅」に取り組んでいる
全国の工務店の集まりである「エコハウス研究会」の
勉強会が、このたび大阪で開催されました。
西日本大震災、福島の原発事故以降、全国の
エコハウス研究会の各工務店への問合わせが
非常に増えてきており、NHKの特集番組に始まり、
報道ステーションや朝ズバなどでも取上げられたり、
東京スカイツリーや公共の施設などでも利用されるなど、
自然エネルギーである「地熱利用」に注目が集まってきているようです。
ただ、それゆえに、今回の勉強会での大きな議題の一つは、
「高気密・高断熱住宅の問題と解決方法」でございました。
その議題に興味を持たれたのか、住宅業界の3大専門誌の一つである「日経ホームビルダー」
の記者さんが、わざわざ東京より取材に来られました。
専門誌の記者さんだけあって、非常に知識も持っておられ
「問題点やクレームの内容、対処法」については特に詳しく
取材をされておられました。
お話しを伺っている中で思った事は、私たちはどうしても
造り手の考えや理屈になってしまう部分があるのですが、
記者(女性)の方の目線がお客様側であり、主婦として
の考えなど気付かされるところが多くございました。
どのような内容の記事になっているのか楽しみです。
高気密・高断熱住宅である「地熱活用住宅」は、
四季を通して快適に暮らせる素晴らしい住宅と言えるでしょう。
私たちも自信を持って取り組んでいますし、お客様にもお勧めしており、
これまでの施主様にも満足して生活して頂いていると思います。
ただ、設計計画に始まり、施工方法及び施工精度の面など、
これまで建てた事のない会社が、知識不足、技術・経験不足で工事をすると、
快適性とは程遠い、結露やカビも発生する欠陥住宅になっている事例も
数多く発生しており、エコハウス研究会の方にも「どうすれば良いか?」など
他の会社さんでのトラブルのご相談がきているようです。
このような事が起きてくると、
高気密・高断熱住宅全体への誤解や不信感を生む事に繋がっていくのでは
ないかと危惧しており、他の会社へのクレーム相談などにも「エコハウス研究会」
として、どのように対応していくのかなど意見交換もしたところでした。
2011年6月19日