研修行ってきました!
凄い!!自立循環型住宅の講習会に行ってきました!
今まで、太陽熱だとか外断熱だとか色々言われてきておりますが、住宅のエネルギー消費量は暖冷房と換気で約25%、給湯と調理で約33%、残りの約42%は照明や家電品らしいのです。
そこで、エネルギーの消費量を減らすには全体を考え、そこそこの部分の削減方を研究し何パーセントの削減かを明確化していかなければなりません。そういっても一般の人には分かりませんよね。そこで、分かりやすく計算までできるように、統計づけてまとめられるようなしたのが、自立循環型住宅開発プロジェクトなのです。
自立循環型住宅開発プロジェクトは、国土交通省の委託を受けて、国土技術政策総合研究所及び独立行政法人建築研究所が平成13年から4ケ年に亘り開発してきた大プロジェクトなのです。
このものすごい時間とお金をかけて得られた凄いデーターを、一般の工務店や消費者に広めていこうと始められたのが、今回の講習だったのです。ただ全国で16ヶ所しか開催されてませんから、殆んど広まってないのが現状ですね。そして講師も凄かったですねぇ、外断熱をかじった人なら知らない人はいない位有名な住宅技術評論家の南雄三さんだったのです。今回の講師は誰でもなれず、南さんも(財)建築環境・省エネルギー機構<IBEC(アイベック)>の講師養成セミナーを修了されたそうです。
「自立循環型住宅」とは、気候や敷地特性などの住宅の立地条件および住まい方に応じて、極力自然エネルギーを活用した上で、建物と設備機器の設計や選択に注意を払うことによって、居住性や利便性の水準を向上させつつも、居住時のエネルギー消費量(CO2)を2000年頃の標準的な住宅と比較して50%にまで削減可能な、2010年時点までに十分活用化できる住宅のことです。
2006年10月14日