家族の愛やつながりを感じられるような家を心を込めて
このサイトを訪れて頂きありがとうございます。
設計工房イズムの矢野と申します。
私共は、本当に小さな「町の工務店」でございます。
「小さいからこそできること~小さくなければできないこと」を大切に、「住まい手」と「造り手」が一緒になって楽しめるような家造りを心がけています。
私たちが家を造るにあたって、まず思うことは…
この想いをふまえて、住まわれるご家族に本当に喜んでもらえる、「良い家」を造りたいと思っています。
「良い家」とはどんな家なのでしょうか?
それぞれの考え方や好みもあるとは思いますが、
- 家族の安全と財産を守るため、「頑丈」で永く「耐久性」のある家
- 家族の健康を考えられる家
- 気持ち良く過ごせる、快適さを感じられる家
- 家族のつながりや愛情を感じられるような家
- 人生を楽しめるような「デザイン」や「機能性」にあふれた家地球環境にもやさしい家
これらは、大事な事ではないかと思います。
それで、イズムの家造りを考えていく上で、これらの条件を満たすことのできる、
工法や素材選びそしてデザインを考えていくことにしました。
安全そして耐久性とは
地震や台風でも大丈夫なように、木材の強さや弾力性などの特性を生かした構造体の確立。
そして最近では防犯対策も大事ですね。
家を建てるのには、ほとんどの方が35年とかの長期ローンを利用されますが、多額のローンを払いながら家の補修費を捻出するのは、大変な事だと思います。
耐久性のある材料を選び、確かな施工で永く使って頂けるように提案していくのも私たちのすべき事だと考えています。
健康とは
正しい自然素材を使用する事により、子供や女性、お年寄りは特に敏感ですが、新建材などから発生するホルムアルデヒドやベンゼンそしてトルエンなどの化学物質をなくすことが出来ます。
そして結露によって生じる壁の中のカビ、それを食べるダニなどによるアレルギーなどの諸症状への対策が必要だと考えます。
快適さとは
- 見た目にも、癒しや快適さを感じられるようなデザインを仕上げ材を選択
- 光や風の流れを心地よく感じることの出来るような空間のデザイン
- 外の気温に左右されない、常に安定した室内の温熱環境の維持
(温熱環境を整えることは家庭内での事故や病気の防止にもつながります)
地球環境にやさしく
最近の家は寿命が約26年といわれてますが、木は家を建てられるのに適した大きさになるには50年はかかります。
26年で家を建て替えるのに、木を切っていたら山はどうなるでしょう。
また建てかえるのには、解体しなければなりません。新建材を始め、化石燃料でできた物はそのまま残り産業廃棄物として蓄積されて、地球を汚すゴミになります。解体した木など自然素材のものは土にもどりますが。
つまり丈夫で長持ちする家を造れば、地球にもやさしくなりますし、古くなっても西洋みたいに資産価値が下がらず、子供たちに残していくことができるでしょう。
しかし、どれだけ高性能な家であっても、ライフスタイルに合わなかったり、住みにくい家であれば良い家とは言えないでしょう。
また、デザインや間取りが良くても、建物の品質や性能が悪く、メンテナンスが大変だったり、すぐにやり替えねばならないような家では、やはり良い家とは言えません。
良い家を造り上げるために、まず大切なことは耐震性や耐久性、断熱性能といった「建物自体の品質・性能」に関する事柄です。
ただこの事柄に関しては、設計仲間の間でも意見が分かれました。
どの程度の「性能」や「品質」を考えて造るべきなのか
技術者の立場でこだわりすぎると、お客様を無視した私たちの自己満足の世界になるのではないか…
かといって、自分達が納得しない素材や工法をお客様に提案することは出来ません。
素材や施工方法、コスト、耐久性…。
色々な面から検討して、ようやく納得のいく私たちが建てたいと想うことのできる「家」を決めることが出来ました。
それが「育み(はぐくみ)の家」です。
◇「育みの家」は、イズムで考えたオリジナルの住宅です。
この「うつわ」に「なにをどうやって盛り付けるか」が大切です
つまり「生活しやすい建築プラン」をどう考えていくかという事です。生活しやすいプランを作るのには、少々時間がかかります。
具体的な要望を満たすよう考えることはもちろんですが、住まわれる方の、想いや考え、ライフスタイルそして予算を考慮してプランニングをする必要性があるからです。
当たり前のことですが、それぞれの建てる人の個性がでてきます。
そのような家は、大量に造ることは出来ません。
施工能力としては、もっと建てることはできますが、それをすれば「お客様と関わる密度」が薄れて、お客様の希望している家造りが出来なくなってしまうかも知れません。
また、建築棟数をあまり増やしてしまうと、現場管理がおろそかになり、施工品質を落としかねません。
会社の代表である者が、自社で施工している全ての家の内容や状況が分からないような事では、責任をもった「良い家」はできないと考えます。
そうなっては、私たちがお客様に提案したい家を造り上げることが出来ません。
だから場合によっては、着工時期を少し調整させて頂くこともあります。
「お客様にとって良い家」を造るには、そうするしかないと思っています。
そういう訳で、私たちが自信を持っているのは、
- 丁寧に施工をする力
- お客様の希望する家をしっかりとプランニングする力
なのです。
規模の大きな会社などよりは、より密度の濃い「お客様のため家造り」をすることが出来ると思っています。
高品質でこだわりのある良い家を造りたい!
私たちは、そう考えています。