【外断熱の地熱住宅】に関する本が出版されました!
ほぼ1年前からお伝えしていました【外断熱の地熱住宅に関する出版計画】ですが、
ようやく今年1月中旬に出版され、全国の書店の店頭にならんでおります。
ただ出版された冊数が少ないため、全ての書店にと言うわけにはいきませんでした。
面白そうだ、読んでみようと思われた方は、書店名をお知らせしますので
是非お問合わせ下さい!
【家族・住い・地球が長生きできる家 】(無垢の檜と外断熱で建てる地熱住宅)
出版社:現代書林 定価1300円
※本の出版を記念して、本の無料プレゼントを企画いたしましたが、
現在、本屋さんの店頭で販売されていますので、1月末で終了させて頂きました。
しかし、どうしても欲しい!と思われた方は、続きをご覧下さい。
お正月、1日付けの新聞に、ダイワハウスさんの「外張り断熱の家、XEVO ジーヴォ」の
広告が、一面いっぱい使って載っていました。
その後、テレビのCMでも、ラサール石井さんが、電話で奥さんに「うちの家は、
外張り断熱かな?」と、すると奥さんが「当然、外断熱よ」みたいに答えるシーンが、
ドンドン流れていました。
大手ハウスメーカーのダイワハウスさんが、これだけお金をかけて、宣伝しているのだから
今までの外断熱と何かが違うのだろうと思い、ホームページで調べてみました。
技術的には、今までの壁の中の充填断熱はそのままで、その外側に高密度の薄い
グラスウールボードを張っているような工法だったと思います。
しかし、私が何故なんだろうと思ったのは、外断熱そのものは、やり方は多少違っても
地熱住宅やソーラーをしている、技術力のある工務店ならかなり以前から施工していますし、
実績もあります。
技術開発力のある大手ハウスメーカーが、今頃になって外断熱の良さを宣伝するのは、
私には意外でした。
イオンの近くで、7月末に完成見学会をいたしましたT様邸は、リビングの真中にオシャレなアイルランド製の薪ストーブが置いてあります。見学会に来られたお客様で、飾りですかと聞かれた方も幾人かおられましたが、本物の薪ストーブでございます。
ご主人が最初気に入られたみたいですが、炎を見ることに男のロマンを感じられたのではないでしょうか。
夏に完成しましたので、宮崎だったらいつくらいに火を入れることになるだろうか、クリスマスくらいでしょうかとお話しをしていたのですが、この前の底冷えがした日に初めて火を入れられたらしくて、奥様よりお電話を頂きました。
「家全体が、すごく暖かくて快適ですよ!2階にいる子供がクーラーを入れたがっているくらいです」と…いくら底冷えする位とはいえ約55坪、吹き抜けまで入れますと約60坪の家が、薪ストーブひとつでそこまで暖かくなるとは思っておりませんでした。
今まで、太陽熱だとか外断熱だとか色々言われてきておりますが、住宅のエネルギー消費量は暖冷房と換気で約25%、給湯と調理で約33%、残りの約42%は照明や家電品らしいのです。
そこで、エネルギーの消費量を減らすには全体を考え、そこそこの部分の削減方を研究し何パーセントの削減かを明確化していかなければなりません。そういっても一般の人には分かりませんよね。そこで、分かりやすく計算までできるように、統計づけてまとめられるようなしたのが、自立循環型住宅開発プロジェクトなのです。
2006年10月14日