S様邸(宮崎市 高岡町)-2015年11月竣工
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平成27年11月に完成いたしましたS様より、お引き渡し式の後に、お礼の品とお手紙を頂きました。
私たち家造りを手がけている者には、「お引き渡し式」と言うのは大事に育てた娘が嫁いでしまうようなもので、喜んで頂ける嬉しさもありますが、手放す寂しさもございます。
そのような時に、心温まるお手紙を頂きましたので非常に嬉しく思い、F様のご了解を得まして、原文そのままをご紹介させて頂きます。
矢野さんへ
マイホームを持ちたいと考え始めて、ちょうど1年が経とうとしています。
今日、こうして引き渡しを受け大変嬉しく思います。
初めて、イズムさんの体感住宅を訪れたのは妻の誕生日でとても寒い時期でしたが、お家の中の自然な暖かさ、優しい雰囲気の造りを見て家族の健康を一番に考えられた家、イズムさんにお任せしようと決めました。
家造りに関して無知な私どもですから、おかしな質問や無理なお願いもしてしまったと思いますが、常に親身になって下さり感謝しています。
度々ある打合せも時を忘れるほど楽しく、これからは淋しくなりそうです。
仕事が早く終わると、理想通り、いやそれ以上に段々と方になっていく我が家をよく眺めに行き、完成後の生活を家族で話したものです。
子供もこれから、ますます走り回る年頃になるでしょうが、アパートのように近隣を気にしなくて良い環境、そしてうづくりの床の上で元気にのびのび走り回って成長してくれる事と思います。
長い梅雨、猛暑の中、一生懸命、家造りに関わって下さった矢野さんを始め、大工さん、業者の方々、すべてに心よりお礼を申し上げます。最高の家造りとなりました!
矢野さんもお忙しい毎日を送られているようですが、お体には十分お気をつけになりマイホームを求める方々のためにも頑張られて下さいね。
私も、これから大切な家族と大切な我が家のために頑張っていこうと思います。
今後とも、よろしくお願いいたします。
<矢野>
S様、このような心温まるお手紙を頂きまして、ありがとうございます。
引き渡し式が終わり、帰り間際に頂きまして予想していなかっただけに本当に嬉しかったです。
「大切な家族と大切な我が家の…」との言葉に、ご家族と同じように家の事も大事に思って頂いていることが重ねて嬉しかったです。
ご家族と共に家も年齢を重ねていきます、住い手と同じようにたまには調子が悪い事があるかもしれませんが、その時はご連絡を頂けましたら私がお伺いしまして診察させて頂きます。
そのように共に年を重ねていき、子供さんが大きくなりお孫さんと帰ってきた時でも、懐かしく味わいが楽しめるような家であると思っております。
これからも永いお付き合いをお願いします。(笑)